西施(Xi Shi)

時間:2007-08-08 00:00作者:閲覧数:

西施西施(せいし)、西子とも呼ばれ、中国古代の有名な美女、諱は夷光、紀元前5世紀頃(春秋時代末期)の人である。現在の浙江省紹興の近辺生まれ。

越王勾践、呉王夫差の呉越の争いの際に越王勾践の参謀である范蠡の戦略に従い、呉王夫差の女となる。その結果夫差は骨抜きになり、呉国は弱体化し、ついに越に滅ぼされることになる。

浙江省杭州市の中心にある西湖(西子湖とも)は西施のように美しい湖の意味をこめて西の字をあてている。
 
「象潟や雨に西施がねぶの花」
芭蕉が象潟で詠んだ句のひとつです。
にかほ市の8月1日に開かれる「西施まつり」は芭蕉、そして西施を縁に中国とのきずなを深めようと始まったもの。毎年二人の西施娘が選ばれ、市内をパレード。象潟公民館で創作舞踏「西施の舞」を披露する。
西施娘には西施が嫁いだ年齢に合わせ、にかほ市内に住む15歳の女性が選ばれる。