慕田峪長城

北京市内の北郊外、73キロ離れた懐柔県の北20キロの軍都山の頂に位置する。北斉時代(555年)の長城で、明代に居庸関とともに北方の防御強化のために造営された全長2キロの長城である。標高千メートルの地点に関所があり、ふもとからは千段の石段を登るが、ロープウェイもある。城壁の高さは平均6メートル、幅4メートル。勾配がゆるい場所に、射撃用の穴があり、22の望楼が50メートル間隔で作られている。八達嶺ほど雄大ではないが、周辺に樹木が生い茂り、灰色の城壁とのコントラストが美しく、まるで緑の海にくねくねと横たわる巨竜を思わせる。
中国語名:
慕田峪长城(mù tián yù cháng chéng)
中国語名の読み方:
ムゥ ティェン ユィ チャン チョン
英語名:
Great Wall At Mutianyu

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