済南霊岩寺

霊岩寺は泰山の南側に位置して、古来より「霊岩に至らず、泰山のたびにならぬ」という言い方がありました。霊岩寺は中国仏教発展の歴史の中では重要な地位を占めて、天台の国清寺、南京の栖霞寺、湖北の玉泉寺と並んで、中国四大名刹だとたたえられました。1982年全国重要文化財に指定されました。
歴史の書籍によると、紀元360年から僧侶がここに住み始めました。北魏時代の法定禅師はここのお寺を作り直し、霊岩寺と名づけたそうです。現在の建築は唐の貞観年間の形で、歴代の修復と拡張を経て、今の規模になりました。
千佛殿は唐代の建築で、宋の時代に修復しました。唐代の建築風格がまだよく残っています。殿内の40体の羅漢像は中国国宝クラスの文物です。泥で作られた塑像は約1000年を経てきましたが、色が鮮やかで、表情が生き生きしています。
粱啓超先生は「海内第一名塑」だと高く評価しました。霊岩寺観光のメインの一つです。
墓塔林は歴代高僧のお墓で、精巧な彫刻の芸術性は筆頭に上げられます。少林寺の墓塔林について中国では二番目になります。800年前の日本和尚卲元の碑文は有名で、日中友好のシンボルになります。
辟支塔は霊岩寺のシンボル建築で、宋の時代から建立されたものです。
中国語名:
济南灵岩寺(jì nán líng yán sì)
中国語名の読み方:
ジ ナン リン イェン スー
英語名:
Jinanlingyansi
済南霊岩寺へのアクセス:
泰山から50分 済南から50分です。泰山と済南の間に位置しています。

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