黄浦江

太湖から流れた川が注ぎ込む淀山湖に源を発する。
戦国時代の春申君(楚の宰相・黄歇)が現在の上海付近の治水を行った事から春申君の一文字を取ったもの,上海の中心部を流れる「黄浦江」の名前も、この「黄歇」が由来のようである(右写真は上海都市計画館の上海市中心部ジオラマにみえる黄浦江。)
長さ97kmの川である。上海市街地の下流の呉淞口で長江に合流し、長江が東海に入る前の最後の大きな支流である。川幅は平均400mほどで深さは平均9m。年中凍ることはない。
上海市の中央を流れ、市域を「浦西」と「浦東」の二つに分けてい、上海の中心地であった外灘は黄浦江の西側に広がる。
黄浦江クルーズは本来観光用ではなく、一般市民の生活の足となっており、人のみならず自転車やバイクもいっしょに乗船する。表のとおり20近くもの路線があるが、うち東金線については外灘のごく近くを運航しているので、景色がすばらしく、観光にも大変よい。
黄浦江沿岸の港湾都市として大きくなった上海にとって、黄浦江は外洋や内陸からの船の出入りする交通路であり、市民の飲料水の大半を供給する重要な存在である。
2010年に開催されている上海国際博覧会(上海万博)会場も、この川の沿岸に建設された。
黄浦江の主要な支流には、蘇州河(呉淞江)のほか、薀藻浜、川楊河、澱浦河、大治河、斜塘、園泄涇、大泖港などがある。
黄浦江クルーズは船によって料金は違う
黄浦江を遊覧船でクルーズすると、歴史ある上海と、近代化著しい上海の両名を垣間見ながら、多くのビルを眺めることもできる。
中国語名:
浦江游览(A舱,南外滩至杨浦大桥)(pǔ jiāng yóu lǎn cāng nán wai tān zhì yáng pǔ dà qiáo)
中国語名の読み方:
プー ジャン ヨウ ラン ツァン ナン ワイ タン ジー ヤン プー ダー チァオ
英語名:
Pujiang Cruise
黄浦江の観光時間:
黄浦江クルーズは約30分ずつ出港する

黄浦江の写真

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