リス族(傈僳族)主な祝日、お祭り

時間:2016-10-26 14:56作者:z閲覧数:

リス族(リスぞく、傈僳族)リスぞく、傈僳族
リス族は中国の公認する56の民族の中に21番目の人口を持つ国際性少数民族である。康蔵高原北部(雲南省、四川省、チベットの間にある州、県に住んでまた中国、ミャンマー、インド、タイにも住む国際性の民族である。
リス族は雲南省の特有な民族であり、雲南省のリス族は主に雲南省怒江傈僳族自治州と緯西傈僳族自治県に住んで、ほかには雲南省麗江、保山、迪慶(デチェン)、徳宏、大理、楚雄などの州、県、四川の西昌、塩源、木里、徳昌などの県にも住む。
リス族は氐羌族の後裔であり、自分の民族言葉を持つ。リス族は自然崇拝の原始宗教を信仰して、同時に近代になって西方宣教師の布教によりキリスト教に入信する者が増えた。


リス族澡堂会‐‐お正月
雲南省怒江の峡谷に住んでいるリス族はお正月では「澡堂会」(温泉に入浴)の風俗がある。毎年の春節ごろ、リス族の老若男女は瀘水十六湯温泉に入浴してくる。神聖な温泉は旧年の穢れを洗い流し、幸福、吉祥を祈る。人々は徹夜に歌を歌ったり、若者の付き合ったり、婚約したりするチャンスである。

春節ごろの風俗だからまた春浴とも称される。一般的に温泉より0.5キロ離れるキャンプ或いは洞窟の中で休憩する。彼らは温泉で3~5日ぐらいに泊まって、毎日7、8回入浴する。


リス族盍什節(リス族の春節)--毎年の一月リス族澡堂会、春浴
盍什節とは殻什とも称されて、標準語でお正月、新年伝統舞踊節などと称されて、リス族の重要な伝統お祭りである。
リス族は自分の暦法があり、毎年の開花時期(三月)、鳥が飛来時期(四月)、山を燃える時期(五月)、飢餓時期(六月)、採集時期(七、八月)、収穫時期(九、十月)、酒酔い時期(十一月)、狩猟時期(十二月)、お正月時期(一月)、家建て時期(二月)などの十月がある。各地の風俗によりお正月の過ごす時期が変わる。怒江リス族は大抵旧暦の十二月五日から翌日のお正月十日で祝う。
盍什節の風俗は地方により違う。一般的に祝日の期間でお持ちを作ったり米酒を作ったりする。来年に風の調子が宜しく、雨の順調を祈る為に、作った御餅を桃の木、スモモの木に置く。
碧江リス族は祝う前に、柴木や食べ物を用意するほかに豚を殺してお酒を醸造したり部屋を掃除したりする。
お正月の夜には家に遊んだり、ほかの家を訪問するのがしないという風俗があり、お正月の三日以後に自由に親友を訪ねられる。穢れを削除したり吉祥を祈るという風俗である。
瀘水県リス族はお正月の一日から五日までは家へ行けない。
瀘水、碧水、雲龍の辺りに住むリス族は春浴(お正月温泉に入浴する)の風俗がある。矢を射るイベントは盍什節の重要な活等であり、集会、舞踊する時に行う。   


リス族刀桿節(リス族の)--二月八日
リス族刀桿節はリス語でアタンドと呼ばれて、刀梯子に登る祝日であり、雲南省怒江リス族自治州瀘水県のリス族とイ族の伝統お祭りであり、毎年のお正月十五日で祝う。
2006年5月20日、リス族刀桿節は中国国家級無形文化遺産の名簿に登録されている。