明教寺

概況：
明教寺は、安徽省合肥市廬陽区の逍遥津公園そばに佇む、1700年以上の歴史を持つ仏教寺院です。南朝梁の武帝時代に鉄仏寺として創建され、唐代に再建されて明教院と名付けられ、明代に現在の名に改められました。清代光緒年間に再建された現在の姿は、荘厳な建築美と歴史的意義で知られ、漢族地区の全国重点寺院および安徽省文物保護単位に指定されています。特に、三国時代の英雄・曹操が築いた「教弩台」は、孫権の水軍に対抗した戦略の舞台として名高く、歴史ファンにも人気です。静かな境内で仏教文化と三国志の歴史が交錯し、訪れる者を魅了します。周辺の淮河路歩行街と合わせて、合肥観光のハイライトです。

入場料：10元（60歳以上や僧侶などは無料）

見所：
・教弩台：曹操が兵を訓練した歴史的な高台、合肥十景の一つ
・大雄宝殿：重檐歇山式の屋根が美しい、仏像が並ぶ荘厳な本殿
・屋上井：曹軍の飲水源だった井戸、歴史の息吹を感じる
・三国文物陳列室：三国時代の旗や武器の展示、歴史ファン必見
・聴松閣：曹操が戦況を見渡したとされる風情ある楼閣明教寺(míng jiào sì)ハイシーズン（4月1日～10月31日）：7:30〜16:30
ローシーズン（11月1日～3月31日）：8:00〜16:00

住所：安徽省合肥市廬陽区淮河路44号
公共交通機関：
・合肥駅からバス（11番または118番）で「明教寺」下車、約15分
・地下鉄2号線「大東門駅」下車、徒歩約5分
・市中心部からタクシーで約10分、料金約15元・寺内は禁煙です。指定場所以外での喫煙はご遠慮ください。
・仏殿内での写真撮影は禁止されています。
・参拝時は静かな態度を心がけてください。
・混雑する祭事期間は、事前に時間を確認してください。
・現金支払いが主です。小銭をご用意ください。