天都峰

概況：
天都峰は安徽省黄山市黄山区に位置し、黄山の三大主峰の一つで、標高1810メートルの険しい峰です。古くは「群仙所都」と呼ばれ、天上の都会という意味から「天都峰」と名付けられました。天都峰は、その雄大で美しい景色と険しい登山道で知られており、「天都峰に登らないことは、むだに終わるのに等しい」と言われるほどです。

見所：
・仙人把洞門：天都峰の入り口にあり、奇岩が洞門を形づけています。
・魚背：天都峰の登山道で最も険しい部分で、両側が崖の上を歩くような感覚です。
・天橋：山の間にかかる橋で、天都峰の絶景を楽しむことができます。
・百丈云梯：長い梯子が垂直に切り立っており、黄山の全景を眺める絶好の場所です。
・松鼠跳天都：峰の上の奇石で、松鼠が天都峰に跳ぶ姿に見えます。
入場料：黄山風景区の入場券が必要で、天都峰自体の入場料はかかりません。天都峰(tiān dōu fēng)・ハイシーズン（3月1日から11月30日）：06:20〜17:30。
・ローシーズン（12月1日から2月28日）：06:50〜16:30。住所：安徽省黄山市黄山区黄山風景区内。
公共交通機関：
・黄山北駅または黄山駅からタクシーまたは観光バスでアクセスできます。
・風景区内では、玉屏索道を使用して天都峰付近まで移動することもできます。・天都峰は登山靴や運動靴など、歩きやすい靴を履くことをお勧めします。
・天候によっては、景色が変わりますので、天気予報を事前に確認してください。
・天都峰は現在、予約制となっています。黄山風景区の入場券を購入後、天都峰の予約が必要です。
・天都峰の登山には体力と時間が必要です。往復に約4時間かかるため、早朝にスタートすることをお勧めします。