九曲渓

概況：
九曲渓は福建省武夷山市に位置する武夷山風景名勝区の中心的な景勝地で、全長約9.5kmの川岸には36の岩山が立ち並び、自然と文化が融合した美しい景色が広がっています。竹の筏に乗って川下りを楽しみながら、周囲の岩山や滝などの自然景観を眺めることができます。特に有名な玉女峰は、その美しい岩肌から美女にたとえられ、対岸には大王峰がそびえ立っています。また、朱熹が講学を行ったとされる紫陽書院など、歴史的な文化遺産も残されています。

見所：
・玉女峰：美しい岩肌が特徴で、美女にたとえられた名峰。
・大王峰：標高530mの高峰で、玉女峰と対峙する姿が印象的です。
・鉄板岩：青黒い岩で、玉女峰と大王峰の間にあり、伝説によると二つの山が出会えないようにしているとされています。
・双乳峰：二つの山峰が乳房のように並んでおり、自然の造形美を楽しめます。
・紫陽書院：朱熹が講学を行ったとされる場所で、歴史的な文化遺産です。

入場料：100元（竹筏漂流料金）。九曲溪(jiǔ qǔ xī)ハイシーズン：7:00〜18:00。
ローシーズン：7:00〜18:00。住所：福建省南平市武夷山市武夷山風景名勝区。
公共交通機関：
・武夷山市内から2路バスに乗って星村方面に向かい、九曲渓の五曲橋付近で下車後、徒歩でアクセスできます。
・市内からタクシーで直接アクセスすることも可能です。・竹筏漂流は1.5時間程度かかります。旺季時には行列が長くなることがあるため、早めの到着をお勧めします。
・景区内では自然保護区のため、ゴミを捨てないでください。
・竹筏の船頭には小費を渡す必要はありませんが、ガイドサービスを受ける場合は、その料金が別途かかる場合があります。
・5月の梅雨時期や6、7、9月は水量が多く、景色が特に美しいです。10月、11月は気候が涼しく、川下りに適しています。