魏晋墓（魏晋南北朝壁画墓）

概況：
嘉峪関のゴビ（砂礫の砂漠）に位置する魏晋墓（魏晋南北朝壁画墓）は、約1500年前の魏晋時代の壁画墓です。1972年から発掘が始まり、現在までに1400あまりの墳墓が確認されていますが、観光客に開放されているのは6号墓と7号墓で、年間を通じて開放されているのは6号墓のみです。墓内には通路、前室、中室、後室があり、当時の生活の様子が壁画に描かれています。

見所：
・6号墓：前、中、後室からなり、壁画が豊富です。墓門には力士や仙霊異獣が描かれ、中室には墓主の生活が描かれた壁画が見られます。
・壁画の内容：農耕、養殖、狩猟、宴飲、伎楽など、当時の生活を反映した壁画が多数あります。
・建築様式：墓葬の建築は独特で、墓門は拱券形で、門楼には斗拱や人物、獣首などの彫刻が施されています。

入場料：31元。魏晋墓(wèi jìn mù)ハイシーズン（5月1日-10月31日）：8:30〜20:00。
ローシーズン（11月1日-4月30日）：8:30〜18:00。住所：甘粛省嘉峪関市新城乡戈壁滩上。
公共交通機関：
・嘉峪関市内からタクシーまたは車でアクセスする必要があります。
・市内から墓地までの距離は約20キロで、車で約30分かかります。・壁画は貴重な文化財ですので、触らないようにしてください。
・墓内は暗い部分がありますので、ライトがあると便利です。
・墓地は広いので、歩きやすい靴を履いてください。
・季節によって風景が異なるため、訪れる時期に応じた服装を用意してください。