粛北党河大峡谷

概況：
党河大峡谷は甘粛省酒泉市肃敦道路の東にあり、敦煌市南西より90キロ離れる場所に位置しています。祁連山の塩池湾自然保護区に発祥し、西北は肃北党城湾に注ぎ込み、砂棗園を流れて敦煌市内へと流れます。峡谷の全長は約20キロで、開発された部分は15キロ、面積は約13平方キロメートルです。峡谷は南北に約120キロにわたり、地勢が険しく、河床が深く切れ込み、谷の深さは15～60メートルで、幅より深いです。党河は歴史が古く、唐代では甘泉水、宋代では都卿河、元と明代では西ラ[ロ＋葛]金河と称され、清代に現在の名前に変わりました。

見所：
・峡谷は地勢が険しく、南から北へと幅が狭くなり、山が深くなります。河道が曲折し、水流が急で、河は茂みや崖を縫うように流れます。
・谷中には多くの樹種が生え、林内には草花が茂り、岩鳩やカタツムリ、ウサギ、カモなど多くの鳥や動物が生息しています。
・峡谷の北端には、党河の水が育てた草原と湿地が広がり、自然の美しさと豊かな生態系が楽しめます。
・峡谷の崖には、西千佛洞を含む多くの石窟が点在し、歴史的な文化遺産を垣間見ることができます。

入場料：大人30元。肃北党河大峡谷(sù běi dǎng hé dà xiá gǔ)ハイシーズン：7:30〜17:30。
ローシーズン：8:00〜17:00。
住所：甘粛省酒泉市敦煌市境内。
公共交通機関：
敦煌市中心部から党河大峡谷までは公共交通機関が不便です。タクシーまたはレンタカーで行くのが便利で、所要時間は約40分です。・峡谷内は日差しが強いため、日焼け止めやサングラス、帽子などの日焼け対策を忘れずに。
・昼夜の温度差が大きいので、薄手の上着やジャケットを用意しましょう。
・峡谷内は自然保護区のため、ゴミを捨てないでください。また、野生動物に近づかないようにしましょう。