則岔石林

概況：
則岔石林は、碌曲県の三大有名景勝地の一つで、甘南自治州と甘粛省の有名な景勝地です。標高3250メートルの甘南州碌曲県の洮河の南に位置し、1998年に尕海湖と一緒に国家級自然保護区に登録されました。则岔石林は、森林、草原、石林が一体となった中国でもまれな総合的な景勝地で、全長22キロ、面積は2万ムーに達します。歴史上、唐・蕃の会盟の場所であり、13世紀末にモンゴルと元の残党が同盟軍を結成した古戦場の一つでもあります。

見所：
・「青天一线」：石門が開き、その奥には神秘的な風景が広がっています。
・「灵猿望月」：猿が月を眺めるかのような形をした岩石で、自然の造形美を楽しめます。
・「唐僧师徒」：西遊記の登場人物を彷彿とさせる形をした岩石で、想像力をかきたてます。
・「骆驼峰」：らくだの形をした山峰で、自然の彫刻のような風景が見られます。
・「石门一线天」：石林の入り口で、狭い石門を通り抜けると、その先には壮大な石林が広がっています。

入場料：40元。则岔石林(zé chà shí lín)ハイシーズン：7:30〜17:30。
ローシーズン：8:00〜17:00。住所：甘肃省甘南藏族自治州碌曲县拉仁关乡则岔村。
公共交通機関：
・蘭州市から合作市行きのバスに乗車し、合作市から碌曲行きのバスに乗り換え、さらに碌曲から則岔石林行きの小バスに乗車します。
・碌曲から則岔石林までの距離は52キロで、車で約1時間かかります。・草原の気候は変わりやすく、雨が多いため、必需品を忘れずに持参してください。
・石林内では、安全に注意し、危険な場所には近づかないでください。
・高原のため、高山病に注意し、薬を準備しておくことをお勧めします。
・民族の礼節に注意し、少数民族の習慣を尊重してください。