ホーム > 中国旅行 > 中国観光地案内 > 甘粛省 > 張掖 > 黒水国遺跡

黒水国遺跡

概況:
黒水国遺跡は内蒙古自治区アラシャン盟エチナ旗にあり、幻の王国西夏王国の遺跡です。モンゴル語で「カラホト」と呼ばれ、「カラ」は黒く恐ろしいところ、「ホト」は城を意味します。西夏王国は独自の西夏文字を持ち、仏教を国教とする繁栄した王国でしたが、チンギスハーンに滅ぼされて歴史の表舞台から姿を消しました。遺跡は東西に約440メートル、南北に約370メートルの不規則な四角形で、東西にそれぞれ門があり、城壁内部はひとつの町を構成していました。

見所:
・城内には無数の仏教寺院の遺跡があり、西夏王国で仏教が尊ばれていたことがわかります。
・西北の角にあるチベット式の仏塔はカラホトの象徴です。
・遺跡周辺には漢代の古墳群が広がり、陶器や五銭銅貨など多くの文物が出土しています。
・城壁は風化が進んでいますが、当時のままの状態が残されており、歴史の重みを感じることができます。

入場料:無料。
中国語名:
黑水国遗址及汉墓群(hēi shuǐ guó yí zhǐ jí hàn mù qún)
黒水国遺跡の観光時間:
ハイシーズン:7:30〜17:30。
ローシーズン:8:00〜17:00。
黒水国遺跡へのアクセス:
住所:甘粛省張掖市甘州区312国道東50m。
公共交通機関:
・張掖市街から北西へ15kmの場所にあります。張掖甘州空港から飛行場専線バスで「ナングァンインマーチャオ(南関飲馬橋)」バス停下車後、タクシーで30分かかります。
注意事項:
・遺跡は観光地化されていないため、説明板などはほとんどありません。事前に歴史背景を調べておくとより楽しめます。
・周辺は砂漠地帯に近い環境のため、日差しや風が強い日があります。日焼け止めやサングラス、マスクなどを持参することをお勧めします。
・遺跡内は自由見学が可能ですので、ご自身の安全に十分注意してください。

黒水国遺跡の写真

黒水国遺跡についてのお問い合わせ
黒水国遺跡についてのご質問をどうぞ、24時間以内返信します、見積もりは何回も無料!
についてのお問い合わせ