中国民俗文化村

概況：

中国民俗文化村（現在は「錦繍中華・民俗村」として一体運営）は、広東省深圳市南山区深南大道9003号に位置する、中国初の民族文化をテーマとした大型テーマパークです。1991年10月にオープンし、2003年には隣接する「錦繍中華」微縮景観区と統合されました。総面積は約20万平方メートル以上で、園内には27の民族村寨が1:1の比例で再現されています。各民族の建築様式、生活習慣、伝統芸能を実際に体験できることから「中国民俗博物館」とも称され、2009年には国務院より「全国民族団結進步模範集体」に認定されるなど、その文化的価値が高く評価されています。

見所：

各民族の村寨と生活文化体験：モンゴル族の蒙古包、壮族の「干欄房」、布依族の石板房、白族の「三房一照壁」など、27の民族村寨では、建築物だけでなく、民族衣装の試着や伝統工芸（ミャオ族の蠟染め、ウイグル族の手刺繍など）の制作体験も楽しめます。
大規模な民族芸能ショー：大型馬戦実景劇「大漠伝奇」（土日15:00上演）、民族衣装と舞踊のスペクタクル「東方霓裳」（17:00上演）、そして夜を彩る大型広場ショー「龍鳳舞中華」（19:30上演）は、いずれも圧巻のスケールです。
季節ごとの祭りやイベント：旧正月の華夏民族大廟会、夏季のタイの正月を祝う「潑水節」（水かけ祭り）、彝族の「火把節」（たいまつ祭り）など、一年を通じて大規模な民族行事が開催され、その場限りの熱気を体感できます。
民族料理の味わい：園内には「天一閣」をはじめとする複数のレストランや食街があり、雲南菜、川菜、湘菜、粤菜など、中国各地の本格的な民族料理を味わうことができます。

入場料：

大人全日券：220元
割引券（身長1.2m～1.5mの小人、65歳～69歳の高齢者、現役軍人等）：110元
無料対象（身長1.2m以下の児童、70歳以上の高齢者、障害者等）：要証明書提示
その他、期間限定の夜間割引券や女性向けプロモーションなども随時実施されていますので、詳細は公式情報をご確認ください。民俗文化村(mín sú wén huà cūn)ミン スウ ウェン ホア ツンChina Folk Culture Village園区の開園時間は変動する場合があります。例えば、ある時期には9:00から22:30まで営業していましたが、別の情報では10:00から19:00までとなっている場合もあります。最新の営業時間は公式サイト等でご確認されることをお勧めします。住所：
広東省深圳市南山区深南大道9003号に位置しています。
公共交通機関：

地下鉄：1号線「華僑城」駅D出口から徒歩約50メートルで正面入口に到着します。
バス：「華僑城地鉄站」または「錦繍中華」バス停で下車し、すぐです。
園内は非常に広いため、効率的に回るには入口で配布されている案内図を入手し、各ショーの開始時間を確認して計画を立てることをお勧めします。 夏季は暑さが厳しいので、日よけ対策と十分な水分補給を心がけてください。民族祭典の「潑水節」に参加される方は、着替えがあると便利です。 村寨内では、地元の民族スタッフが気軽に声をかけてくることがあります。ぜひ積極的に交流し、記念写真を撮影してみてください。 園内の施設や展示物は大切に扱い、村寨内の生活空間など、立ち入りが制限されているエリアには入らないようご協力ください。