火山地質博物館

概況：

涠洲岛火山地質博物館は、中国で初めて島に建設された火山地質博物館として2018年10月に開館しました。南湾鳄鱼山景区のビジターセンター綜合楼2階に位置し、建築面積は約2,000平方メートルあります。この博物館は「火山地学」をテーマに、序厅、神奇的火山島、海岛夜話の三つの展示厅で構成されており、プロジェクションやホログラム、幻影成像などの先端技術を駆使して、涠洲島の形成過程や地質の特徴、海洋生態系、さらには漢代の海上シルクロードにまつわる歴史などを生き生きと展示しています。200点を超える貴重な火山岩や珊瑚の標本を所蔵し、訪れる人々にわかりやすく楽しく地学の知識を伝える科学教育の場ともなっています。

見所：
・火山噴発の再現展示: 音と光を使ったダイナミックな演出で、約1万年前の火山噴発の様子を臨場感たっぷりに体感できます。
・電子サンドボックス: 国内初の火山島動態電子沙盤と呼ばれる装置で、涠洲島の地形や地質の変化過程をインタラクティブに学べます。
・ホログラム投影技術: 珊瑚礁や海食地形などを立体的に再現し、海底世界の美しさと神秘を目の当たりにできます。
・多彩な実物標本: 涠洲島特有の六角形の柱状節理玄武岩をはじめ、106点以上の地元の火山岩標本や珊瑚、貝殻の標本が展示されています。
・海岛夜话展示厅: 島の人文歴史に焦点を当て、海洋文化や「珠還合浦」に代表される歴史物語を幻影成像技術で紹介しています。

入場料：
博物館の入場料は、涠洲島火山国家地質公園の入島料（上島票）に含まれています。公園の入場料は大人98元/人で、学生や老人などは優待券（49元/人）が適用されます。火山地质博物馆(huǒ shān dì zhì bó wù guǎn)フオ シャン ディ ジー ボー ウ グァンHuoshandizhiハイシーズン：具体的な時間は検索結果に明確に記載されていません。現地の公式情報をご確認ください。
ローシーズン：火曜日から日曜日の10:00～16:00（月曜日は休館、祝日を除く）。住所：
広西壮族自治区北海市海城区涠洲島南湾鳄鱼山景区游客中心綜合楼2階。
公共交通機関：
北海国際客运港からフェリーで涠洲島西角码头へ向かいます。島に到着後、島内を運行する循環バスを利用して南湾鳄鱼山景区へ行くことができます。また、ビジターセンター近くには標準化された駐車場も3か所整備されています。・休館日ご確認: 博物館は毎週月曜日が定休日です（祝日を除く）。訪問予定日が休館日になっていないか、事前に確認することをお勧めします。 ・館内のマナー: 展示室内での飲食や喫煙は禁止されています。貴重な展示物や施設を守るため、マナーを守ってご観覧ください。 ・入島券の保管: 博物館へ入場するには、涠洲島の入島券の提示が必要です。島内に滞在中は、紛失しないよう大切に保管してください。 ・最新情報の確認: 悪天候や設備メンテナンスなどにより、臨時に開館時間が変更となる場合があります。出発前に公式の情報源で最新の営業状況を確認されるのが安心です。