賀州紫雲洞

概況:
賀州紫雲洞(紫雲仙境)は、広西チワン族自治区賀州市にある鍾乳洞で、AAA級景勝地に指定されています。ジュラ紀(約1億9千万年前)に形成されたとされるこの洞窟は、全長約6キロメートルに及び、うち約1キロメートルが観光用に開発されています。洞内の平均気温は18度前後と一年中過ごしやすく、特に夏場の避暑地として人気があります。洞窟の名前は、冬場に洞内の暖かい空気が外気と触れて洞口に紫がかった霧を発生させる現象に由来します。内部は「海底龍宮」、「銀子瀑布」、「懸空鉄樹」など、約30の見所があり、光と影の演出(MR技術を導入した「メタバース演芸」も体験できます。
見所:
・懸空の塔と南海観音:重さ数十トンもある高さ6メートル以上の石塔が、わずか6センチの薄い石板の上に立つ「懸塔」や、自然が作り出した「南海観音」の像は、世界の鍾乳洞でも稀な光景です。
・地下川と水簾瀑布:洞窟の中を流れる地下川や、石のカーテンから落ちる水しぶきの美しい瀑布は、紫雲洞の大きな見所の一つです。
・豊富な鍾乳石のバリエーション:石筍、石柱、石幕など、長い年月をかけて形成されたさまざまな形状の鍾乳石が、幻想的な景観を作り出しています。
・メタバース演芸:MR技術やライトアップ効果を駆使した没入型の演出で、鍾乳洞の観光がより幻想的に楽しめます。
入場料:
大人個人料金は門市価格で46元です(オンライン予約や団体割引により35元から40元で購入できる場合もあります)。6歳(含む)以下または身長1.2メートル(含む)以下の児童、65歳(含む)以上の高齢者、現役軍人、障害者などは無料で入場できます。6歳(不含)から18歳(不含)の未成年人、60歳(含む)から64歳(含む)の高齢者、学生などは優待料金(半額程度)が適用されます。
中国語名:
贺州紫云洞(hè zhōu zǐ yún dòng)
中国語名の読み方:
ホ ジョウ ズー ユン ドン
英語名:
Hezhouziyundong
賀州紫雲洞の観光時間:
ハイシーズン:8:00~17:30
ローシーズン:8:00~17:00
※季節や状況により変動する可能性がありますので、訪問前には最新情報をご確認ください。
賀州紫雲洞へのアクセス:
住所:
広西チワン族自治区賀州市平桂区鵝塘鎮栗木村
公共交通機関:
賀州市内からは2路バスに乗車し、「柏木珍路口」バス停で下車します。そこから景区までは約3キロメートルあり、タクシーを利用するか徒歩で向かいます。また、10路バスで「紫雲洞」駅まで行く方法もあります。賀州駅から景区まではタクシーで約20分です。
注意事項:
・洞内は外より涼しく、地面が滑りやすい場合があります。体温調整できる薄手の上着と歩きやすい滑りにくい靴を用意することをお勧めします。 ・鍾乳石は非常にデリケートで、成長に何万年もかかります。鍾乳石に触れたり、壊したりしないよう、マナーを守って観覧してください。 ・洞内の景観と他のお客様の観覧体験を守るため、フラッシュを使わずに写真を撮影するようご協力ください。 ・景区の入口と出口は同じ場合もあれば異なる場合もあります。案内表示に従い、指定された観覧ルートを守ってください。

賀州紫雲洞の写真

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