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広西薬用植物園

概況:

広西薬用植物園は、南寧市の東郊に位置するアジア最大規模の薬用植物園です。1959年に創設され、202ヘクタールという広大な敷地には、なんと8,100種類を超える薬用植物が栽培・保存されています。その規模から「立体の『本草綱目』」とも称され、2011年には薬用植物の保存数と面積においてギネス世界記録に認定されました。園内は緑が豊かで、藤蔓が絡み合い、小さな橋やせせらぎが風情を添える、散策にぴったりの環境です。薬草の研究・教育の重要な拠点であると同時に、憩いと学びの場として多くの観光客に親しまれています。

見所:

本草綱目園:明代の薬学書『本草綱目』をコンセプトにしたエリアで、2,000種以上の薬用植物が生きている標本として展示されています。「百病主治験方長廊」では、体の部位ごとに効果がある薬草を学べます。
民族薬物園:チワン族やヤオ族など、広西の少数民族が伝統的に用いてきた薬草を見ることができます。田七や羅漢果などの特産品も紹介されています。
薬用動物区:薬用にもなる梅花鹿やダチョウなどの動物を間近で観察できます。お子様連れに人気のスポットです。
フォトスポット:藤のトンネルやヨーロッパ風の「小白屋」、オランダ風車など、インスタグラムでも人気の写真が撮れる場所が点在しています。

入場料:

大人券は15元から20元、学生・高齢者割引券は15元程度が目安です。正確な料金は現地での表示に準じます。身長1.2メートル未満の児童や65歳以上の高齢者などは無料となる場合があります。
中国語名:
药用植物园 (yào yòng zhí wù yuán)
広西薬用植物園の観光時間:
ハイシーズン(夏秋季):8:00~18:00
ローシーズン(春冬季):8:00~17:30
※入園は閉園時間の30分前までとなる場合があります。
広西薬用植物園へのアクセス:
住所:
広西チワン族自治区南寧市興寧区長堽路189号

公共交通機関:
地下鉄:5号線「邕賓立交駅」のB出口から徒歩約5分で西門(2号門)に到着します。
バス:20路、28路、42路、43路、74路、90路、B82路、B83路などの路線バスに乗車し、「廂竹大道北」バス停で下車すると、西門(2号門)へアクセスできます。多くの路線が園の正面入口近くに停車します。
注意事項:
園内は非常に広く、見学には2~3時間ほどかかりますので、歩きやすい靴の着用をお勧めします。
植物の茂った場所では蚊が多く発生することがあります。虫除けスプレーの準備があると安心です。
園内の植物は研究用や展示用の貴重な資源です。植物の摘み取りや研究エリアへの無断立ち入りは固く禁じられています。
美しい景観を守るため、ゴミは必ず指定された場所に捨てるようご協力をお願いします。
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