楊美古鎮

概況:

揚美古鎮(ようびこちょう)は、南寧市の南西約36キロに位置する、左江下流のほとりに佇む歴史ある古鎮です。宋代に築かれ、明末清初に商業の要衝として繁栄しました。水運によって発展したこの町は、当時は「小さな南寧」とも称され、周辺百里の商品取引の中心地として賑わいました。三方が左江に囲まれた風光明媚な立地で、現在も700棟近くの明清時代の古建築が良好な状態で保存されており、「中国歴史文化名村」にも選定されています。古い街並みとのどかな田園風景が調和し、千年の時の流れを感じさせる静かな雰囲気が魅力です。

見所:

臨江街(清代一条街): 1832年に造られた全長300メートルの石畳の通りで、両側に当時の面影を残す古い建物が並びます。
五疊堂: 清代嘉慶年間に建てられた、五つの棟が連なる独特の構造の大きな民家で、当時の富裕な商人の生活をしのぶことができます。
黄氏莊園: 清代乾隆年間に建てられた広大な邸宅で、総面積は900平方メートル以上あり、清代の建築技術の高さをうかがわせます。
揚美八景: 「龍潭夕影」や「金沙月夜」に代表される、左江と周辺の自然が織りなす八つの美しい景観は、訪れる人々を魅了します。

入場料:10元
中国語名:
杨美古镇 (yáng měi gǔ zhèn)
中国語名の読み方:
ヤン メイ グゥ ジェン
英語名:
Yangmei Old Town
楊美古鎮 の観光時間:
ハイシーズン:8:30〜18:00
ローシーズン:8:30〜18:00
※一部の情報源では終日開放とも記載されていますが、確実な場合は現地にご確認ください。
楊美古鎮 へのアクセス:
住所:広西チワン族自治区南寧市江南区江西鎮揚美村
公共交通機関:

バス: 南寧市の大学魯班路口にあるバスターミナルから揚美古鎮行きの専用バス(D275路など)を利用できます。運行時間は8:30から18:00頃までで、約50分間隔で運行しています。所要時間は約1.5時間です。
鉄道: 南寧駅から百色行きの列車(8565番)に乗車し、揚美駅で下車する方法もあります。
注意事項:
古い建物の多くは現在も民家として使用されていますので、見学の際は住民の生活の邪魔をしたり、私有地に無断で立ち入ったりしないようご注意ください。 町の中は石畳の道が続いています。歩きやすい靴での訪問がお勧めです。 地元の特産品であるバナナや桑の実などは、手ごろな価格で購入できることが多いです。 夏季は暑くなることが多いため、水分補給や日よけ対策を忘れずに。

楊美古鎮 の写真

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