菩薩水岩景区

概況：

菩薩水岩は、陽朔の月亮山景区にある歴村の後山に位置する、特徴的な地下河川と鍾乳洞を持つ景勝地です。洞窟の全長は約3キロメートルに及び、三つの山を貫くように広がっています。洞内には、その形状が菩薩像に似ていることから名付けられた鍾乳石があり、これが名称の由来となっています。典型的なカルスト地形（鍾乳洞）で知られ、一部は地元農家によって開発されたため、人工的な手が少なく、自然の姿をより直接感じられる点が大きな特徴です。洞窟内は上下二層に分かれており、探検気分で進むことができるコースとなっています。

見所：

泥んこ浴（泥浴）: 洞窟内にある巨大な泥潭では、ミネラルを豊富に含んだ細かく滑らかな泥を使った「泥んこ浴」を体験できます。泥は肌に塗ると清涼感があり、皮膚をすべすべにする効果が期待できると言われており、童心に返って楽しむことができます。
鍾乳石と地下瀑布: 洞内では、さまざまな奇形怪状の鍾乳石や、高さ約15メートルに達する自然の瀑布を見学できます。これらは長い歳月をかけて形成された自然の造形美です。
探検気分の洞窟探検: 洞窟内の通路は未整備な部分が多く、所々で腰をかがめたり、這って進んだりする必要があり、スリルある探検気分を味わえます。
天然の瀑布での水浴び: 泥んこ浴の後は、洞口近くにある天然の瀑布で泥を流し、清涼感あふれる水浴びを楽しむことができます。

入場料：

入場料金は情報によりばらつきがありますが、おおむね128元から200元の間となっています。泥んこ浴体験は料金に含まれている場合が多いようです。
身長1.1メートル以下の児童は無料、学生や軍人は証明書の提示で割引となる可能性があります。菩萨水岩景区（散客）(pú sà shuǐ yán jǐng qū sàn kè)プー サ シュイ イェン ジン チュイ サン カBuddha Water Caveハイシーズン（4月～10月）: 8:30～17:30
ローシーズン（11月～3月）: 8:30～17:30
年間を通じて同じ時間帯で営業している情報もありますが、季節により変動する可能性がありますので、訪問前の確認をお勧めします。住所：
広西壮族自治区桂林市陽朔県高田鎮月亮山景区歴村後山上（国道321号線沿い）
公共交通機関：

自転車: 陽朔県城から菩薩水岩まで約8キロメートルです。大榕樹や月亮山を経由して、のどかな田園風景を楽しみながら自転車で約1時間で到着します。
路線バス: 陽朔から高田行きの小型バス（料金は約2.5元）を利用し、「鳳楼路口」バス停などで下車後、徒歩数分で到着します。洞窟内は照明が暗く、路面が滑りやすい場所や、狭くて低い通路が多くあります。入洞の際は、必ず備え付けのヘルメットを着用し、動きやすい服装と滑りにくい履物でお越しください。 洞内には複数の分岐路や乱立した岩石があります。安全のため、指定されたコースから外れての独自の探検はお控えください。 泥んこ浴用の更衣室やロッカー施設は比較的簡素です。貴重品は最小限にし、水着などの着替えを用意されると良いでしょう。 洞窟内の探検は体力を使いますので、体調が優れない時や持病（心臓病、高血圧など）をお持ちの方は、無理をされないようご注意ください。