遇龍河

概況:

遇龍河は、桂林市陽朔県を流れる漓江の支流で、「小漓江」とも称される美しい川です。全長は約43.5キロメートルに及び、陽朔の山水の魅力が凝縮されています。川の流れはゆるやかで、水は澄み切っており、両岸には緑の竹林、のどかな田園地帯、そして特徴的なカルスト地形の山々が連なります。特に朝もやが立ち込める朝や、夕日が山肌を金色に染める夕暮れ時は、一幅の水墨画のような風景が広がります。この地域には明代に建てられた「富里橋」や「遇龍橋」といった歴史的な石橋も残っており、自然と文化の調和を感じさせます。

見所:

竹筏漂流:ゆったりとした竹筏の旅が最大の魅力です。水の上から眺める山水の風景は格別で、特に「金龍橋‐旧県」区間や「朝陽碼頭‐工農橋」区間が人気です。筏が小さな堰を滑り降りる瞬間も爽快です。
歴史的橋梁の探訪:明代に建造された「富里橋」は、その姿と水面に映る逆さ影が完璧な円を描くことで知られ、写真家に人気のスポットです。また、「遇龍橋」も600年以上の歴史を持つ見応えのある古橋です。
田園地帯のサイクリング:河畔に整備されたサイクリングロードを自転車や電動バイクで巡ると、のどかな村や畑の中を抜ける体験ができます。地元の人々の日常生活に触れながら、自分のペースで風景を楽しめるのが魅力です。
旧県村の散策:約1400年の歴史を持つ古い村落で、明清時代の古民家が数多く保存されています。石畳の路地を歩くと、昔ながらの時間の流れを感じることができます。

入場料:
景区への入場自体は無料ですが、竹筏漂流などの体験は別途料金がかかります。漂流の料金はコースによって異なり、例えば「金龍橋‐旧県」区間は1筏(定員2名)で255元、「水厄底‐工農橋」区間は160元などとなっています。
中国語名:
遇龙河(yù lóng hé)
中国語名の読み方:
ユィ ロン ホー
英語名:
Yulonghe
遇龍河の観光時間:
ハイシーズン(4月~10月):8:00〜17:30(漂流受付は16:30まで)
ローシーズン(11月~3月):8:00〜17:00(漂流受付は16:30まで)
※ 具体的な碼頭(乗船場)によって受付終了時間が若干前後する場合があります。
遇龍河へのアクセス:
住所:
広西壮族自治区桂林市陽朔県白沙鎮遇龍村
公共交通機関:
陽朔バスステーションから「金宝」行きのバスに乗車し、「金龍橋」バス停で下車します。バスはおおよそ15分間隔で運行されています。陽朔からタクシーを利用する場合は、約30分で「遇龍河景区金龍橋碼頭」まで行くことができます。また、桂林両江国際空港からは空港バスで陽朔バスステーションまで向かうことも可能です。
注意事項:
竹筏に乗る際は、必ず救命胴衣を着用し、立ち上がったりしてバランスを崩さないようご注意ください。 貴重品は、防水バッグに入れて保管することをお勧めします。漂流中に水がかかる可能性があります。 漂流は天候の影響を受けやすく、大雨や強風の場合は運休することがあります。悪天候が予想される場合は、事前に景区にご確認ください。 サイクリングや散策の際は、日差し対策として帽子や日焼け止めを忘れずにご準備ください。また、歩きやすい靴が便利です。 複数のルートがあるため、事前に地図で行き先を確認したり、レンタルサイクル店で道順を聞いたりすることをお勧めします。

遇龍河の写真

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