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花渓公園

概況:

花渓公園(花溪公園)は、貴州省貴陽市の南西約17キロに位置する花溪区にある歴史ある公園で、「高原の真珠」と称えられる景勝地です。1937年に公園としての整備が始まり、1940年に「中正公園」として正式にオープンしました。園内には花渓河が流れ、真山真水の自然景観と田園風景、少数民族の風情が調和した独特の雰囲気を持っています。明代の旅行家である徐霞客もその紀行文でこの地の様子を記録しており、陳毅元帥は「真山真水到るところ是れ、花渓の布局更に天然」と詩に詠むなど、古くからその美しさで知られてきました。公園は麟山、亀山、蛇山などの小高い山と、それらを貫くように流れる花渓河を中心に構成され、橋や亭閣が巧みに配置された中国庭園の趣があります。

見所:

百歩橋(跳墩):花渓河に130余りの石墩が設置された飛び石の橋で、水の上を歩いて渡るユニークな体験ができます
麟山と飛雲閣:公園内で最も高い麟山の頂上には飛雲閣が建てられており、ここからは花渓公園の全景を見渡すことができます
芙蓉洲と黄金大道:特に秋には色づいた木々が「黄金大道」と呼ばれる美しい景観を作り出し、多くの観光客や写真愛好家を引き寄せます
歴史的建築物:園内には放鴿橋、壩上橋、亀山閣などの楼台亭閣が点在し、山水画のような風景を楽しめます
戴安瀾将軍衣冠墓:抗日戦争で活躍した戴安瀾将軍を偲ぶ衣冠墓があり、歴史的価値の高いスポットです

入場料:6元(早朝や夜間は無料で入場できる場合があります)
中国語名:
花溪公园(huā xī gōng yuán)
花渓公園の観光時間:
ハイシーズン(3月1日~10月31日):7:30〜17:30
ローシーズン(11月1日~2月28日):8:00〜17:00
花渓公園へのアクセス:
住所:
貴州省貴陽市花溪区花渓大道南段3108号
公共交通機関:
貴陽市街地からは、貴州師範大学前や上合群路口から花溪行きのバス(中巴)を利用します。河浜公園傍のバス停から26路バスに乗車する方法もあり、約20分間隔で運行しています。203路、206路、202路、204路などのバス路線も公園へのアクセスに利用できます。貴陽市街地から公園までのおおよその所要時間は1時間程度です。
注意事項:

園内は石畳の道や坂道が多く、百歩橋は特に滑りやすいため、歩きやすい靴を履いていくことをお勧めします。
公園の面積が広いため、効率的に見学するにはレンタル自転車の利用が便利です。
夏季は水遊びをする地元の方が多いですが、水深や流れには十分注意してください。
公園は地元住民の憩いの場でもあり、朝は太極拳や散歩、夜は広場舞(ダンス)などを楽しむ人々でにぎわいます。
少数民族の村落が周辺にありますので、現地の習慣を尊重し、撮影の際は許可を得るなどマナーを守りましょう。
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