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貞豊土法紙作り

概況:

貞豊土法紙作りは、貴州省黔西南ブイ族ミャオ族自治州貞豊県小屯郷龍井村に伝わる、200年以上の歴史を持つ伝統的な手工紙すき技術です。清の嘉慶年間(1797年)に始まったとされ、蔡倫の製紙術を色濃く残す「古代製紙術の生きた化石」として知られています。原料には地元で採れる麻や構樹の皮(こうじゅのは)などを使用し、なんと72もの工程を経て数ヶ月かけて紙が仕上げられます。この複雑で時間を要する技法は、貴州省の重要な無形文化財に指定されており、中国古代の知恵と職人技を間近で見学できる貴重な体験ができる場所です。

見所:
蔡倫の時代から続くという72の工程からなる本格的な土法造纸の全過程を見学できます。
実際に職人さんが紙をすく作業を見学できるほか、体験プログラムに参加できる場合もあります。
龍井村周辺の美しい田園風景と、伝統的なブイ族の暮らしの雰囲気をお楽しみいただけます。
できたての手すき紙は、繊細な風合いと強い耐久性が特徴で、書道や絵画、工芸品などに使われています。

入場料:
一般見学は無料の場合が多いですが、紙すき体験をされる場合は別途費用(おおよそ25元〜50元程度)がかかることがあります。
中国語名:
贞丰土法造纸(zhēn fēng tǔ fǎ zào zhǐ)
貞豊土法紙作りの観光時間:
ハイシーズン:8:00〜17:30
ローシーズン:8:30〜17:00
貞豊土法紙作りへのアクセス:
住所: 貴州省黔西南ブイ族ミャオ族自治州貞豊県小屯郷龍井村

公共交通機関: 貞豊県城から龍井村行きのローカルバスを利用しますが、本数が限られています。タクシーや現地の車をチャーターして行くのが確実です。
注意事項:
工房内は水を使うため、床が滑りやすくなっていることがあります。歩きやすい靴でお越しください。 職人さんの作業の邪魔にならないように、静かに見学し、写真撮影の際は一声かけるように心がけましょう。 紙すき体験を希望される場合は、混雑時には待ち時間が発生することがありますので、時間に余裕を持ってお越しください。 伝統技術は天候や職人さんの体調によって、実際の工程が見られない場合もありますことをご了承ください。
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