天河潭

概況：

天河潭（天河潭旅游度假区）は、貴州省貴陽市花溪区石板鎮にある国家4A級の風景名勝区で、貴陽市の中心部から約24キロメートルに位置しています。総面積は15平方キロメートルに及び、典型的なカルスト地形が広がり、「黔中一絶」や「貴州山水の縮小盆景」と称えられるほど、山、水、洞窟、淵、瀑布、天生橋、峡谷など貴州の自然景観の魅力が凝縮されています。もともと「天生橋」と呼ばれていたこの地は、溶洞の天井が崩落して深い淵（潭）が形成され、その上に元の溶洞の出口が崩れずに残った「天生橋」が架かる独特の景観を有しています。1990年に観光地としての開発が始まり、現在では自然景観だけでなく、太陽広場、貴陽故事街、浜水レジャー区域なども整備され、多様な文化体験ができるリゾート地として進化しています。

見所：
水洞（崆霊洞）での舟遊び：全長約1400メートルの水中洞窟で、LED照明で彩られた鍾乳石の幻想的な景観を舟から鑑賞できます。途中、地下川や湖も通り、全行程で約40分を要します
旱洞（銀河宮）の探検：全長約1800メートル、三層構造からなる乾いた洞窟です。洞内には「奈何橋」と呼ばれる天然の石橋や、様々な形状の鍾乳石を見学できます
臥龍飛瀑：高さ約10メートル、幅約20メートルの滝で、水量の多い時期には特に迫力ある景観を楽しめます
太陽広場と貴陽故事街：民国時代の建築様式を再現したエリアで、地元の特産品を購入したり、グルメを味わったりできます
水秀パフォーマンス：音、光、電子的技術を組み合わせた夜間のショーで、時間帯によっては花火が上がることもあります（上演時間は季節により変動）
高空滑索：全長約400メートルの滑索で、峡谷を滑空しながら景観を一望できます（体重制限あり）

入場料：

省外観光客優待（2025年3月1日～12月30日）：入場門票が無料（洞窟遊覧船や観光車などの体験施設は別途有料）
学生割引票：30元（入場料と洞窟入場料を含む）
通票：溶洞、観光車、高空滑索などを含むお得なセット券で、80元から160元程度の複数の種類があります

天河潭(tiān hé tán)ティェン ホー タンTianhetanハイシーズン（4月1日～10月31日）：8:30～18:00（チケット販売は17:30まで）
ローシーズン（11月1日～3月31日）：9:00～17:00（チケット販売は16:30まで）住所：
貴州省貴陽市花溪区石板鎮天河潭旅游度假区
公共交通機関：
貴陽市の地下鉄3号線に乗車し、「中曹司」駅でS1線に乗り換えて「天河潭」駅で下車します。A1出口から徒歩約5分で観光地の入口に到着します。
バスを利用する場合は、211路、701路、711路など、「天河潭」バス停に停車する路線を利用できます。洞窟内は路面が滑りやすく、照明も比較的暗いため、歩きやすい滑りにくい靴を履いていくことをお勧めします。 高空滑索を利用する場合は、体重が100キログラム以下である必要があり、安全のためにも長ズボンの着用が推奨されています。 水秀パフォーマンスを見学する場合は、良い観覧位置を確保するために、開演30分前までに会場に到着することをお勧めします。 観光地内は広く、坂道や階段も多いため、一日中歩き回るのに適した快適な靴を履いていくことが望ましいです。