朗徳苗族村

概況:

朗徳苗寨(朗徳上寨)は、貴州省黔東南苗族侗族自治州雷山県にある、600年以上の歴史を持つミャオ族(苗族)の伝統的な村寨です。凱里市の南東約27キロメートル、標高735メートルから1280メートルの山あいに位置し、バラ河の上流に沿って築かれたこの村は、「長裙苗」(長いスカートをはくミャオ族)として知られる人々の生活の場です。2008年には北京オリンピックの聖火リレーが行われたほか、「中国民間歌舞藝術之郷」「全国重点文物保護単位」など多くの名誉称号を持ち、商業化が進んだ他の観光地と比べてより原生的で静かな雰囲気を味わえることで知られています。

見所:

村の入口で行われる「十二道攔路酒」の伝統的な歓迎儀式。客人を祝福する意味が込められたお酒を十二回に分けて振る舞います
明清時代から続く「吊脚楼」(高床式木造建築)の建築群。2001年に全国重点文物保護単位に指定されました
11:20や16:30頃など決まった時間に銅鼓坪で行われる、芦笙舞や銅鼓舞などの民族歌舞表演
清代の苗族の英雄、楊大六を記念する「楊大六文物博物館」。反清運動で使用された武器などが展示されています
村のシンボルである「風雨橋」(楊大六橋)。村の入口の小川に架かる風情ある橋です
吊脚楼に設けられた「美人靠」と呼ばれるベンチ。憩いや刺繍をする場として利用され、昔ながらの生活様式を垣間見られます
鵝卵石で敷き詰められた模様が美しい「銅鼓坪」。太陽の光を模した十二の光芒がデザインされています

入場料:50元 - 60元(情報により差があります)。歌舞表演を含む場合が多いです。観光車は別途5元程度かかることがあります。
中国語名:
朗德长裙苗寨(lǎng dé cháng qún miáo zhai)
中国語名の読み方:
ラン ダ チャン チュン ミァオ ジャイ
英語名:
Langde Miao Village
朗徳苗族村の観光時間:
ハイシーズン(3月1日~10月31日):8:30〜18:30
ローシーズン(11月1日~2月28日):8:30〜17:30
朗徳苗族村へのアクセス:
住所:貴州省黔東南苗族侗族自治州雷山県郎徳鎮郎徳上寨
公共交通機関:
凱里洗馬河汽車站から朗徳行きの直行バス(9元、約40分、1時間に1本)を利用する方法があります。あるいは、凱里から雷山行きのバス(12元、約40分、30分に1本)に乗車し、「朗徳路口」で下車、そこから上寨まで約1キロメートル(徒歩20分程度)です。雷山県からも朗徳行きのバス(5元、30分に1本)が運行しています。
注意事項:
十二道攔路酒をいただく際、お酒が苦手な方は杯に唇を軽くつけるだけで構いません。その際、「兜社莫」(ミャオ語でありがとう)とお礼を言うと良いでしょう 村内は石畳や坂道が多く、歩きやすい靴での訪問をお勧めします 苗族の習慣を尊重し、住民の生活や民家内部をむやみに撮影することは控えましょう 歌舞表演などの時間は変更になる可能性がありますので、訪問時に現地でご確認ください 季節により朝夕は冷え込むことがあるため、羽織るものがあると安心です
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