東山嶺

概況:
東山嶺は海南省万寧市の東約2キロメートルに位置する、標高184メートルの風光明媚な山です。三つの峰が並んで筆架(筆立て)に似ていることから「筆架山」の別名も持ち、古くから「海南第一山」として親しまれてきました。面積は約10平方キロメートルで、奇岩怪石や歴史ある仏教寺院、多数の摩崖石刻で知られる国家4A級観光地です。山の歴史は古く、唐代には既に寺院が建立され、748年には鑑真和尚がここで経を説いたと伝えられています。また、テレビドラマ『紅楼夢』のオープニングに登場した「飛来石」もここ東山嶺の風動石として知られています。

見所:
「七峡巢雲」「正笏凌霄」「仙舟系繋」「蓬莱香窟」「瑶台望海」「冠蓋飛霞」「海眼流丹」「碧水環龍」からなる「東山八景」は、雄大な自然が織りなす絶景です。
山内には100箇所以上の摩崖石刻が残り、中には明代に万州牧の曾光祖が書いた「海南第一山」の大きな刻字もあります。これらは書道の芸術品としても高い価値があります。
唐宋の時代に建立された潮音寺や華封仙岩などの寺院は、海南有数の仏教聖地として信仰を集めています。
百余トンもある風動石は、風や人が押すとわずかに揺れることで知られる地質の奇観です。
東山羊、東山鹧鴣茶、龍泉水は「東山三絶」と呼ばれ、特に東山羊の美味しさは広く知られています。

入場料:
ハイシーズン(10月1日~翌年4月30日):大人44元
ローシーズン(5月1日~9月30日):大人37元
なお、子供(身長1.2メートル以下または7歳以下)、70歳以上の高齢者、軍人、障害者などは無料となる場合があります。学生や60歳~70歳未満の高齢者などは優待料金の対象となります。最新の詳細は現地の表示や公式情報をご確認ください。
中国語名:
东山岭(dōng shān lǐng)
中国語名の読み方:
ドン シャン リン
英語名:
Dongshanling Range
東山嶺の観光時間:
通年 7:30~17:00(入園は16:30まで)となっています。
東山嶺へのアクセス:
住所:
海南省万寧市万城鎮東山嶺文化旅遊区(市街地の東約2キロメートル)
公共交通機関:
海南環島高鉄の万寧駅で下車し、駅前からタクシーで約15分、料金は20元前後が目安です。
万寧駅からは8路バスに乗車し、「東山嶺」バス停で下車します。
万寧市街地からは1路または2路バスも利用できます。
注意事項:
広大な景区内は歩行距離が長くなります。履き慣れた歩きやすい靴で訪れることをお勧めします。海南は日差しが強いため、日焼け止め、帽子、サングラスなどの紫外線対策と、水分補給を忘れずに。 寺院などの宗教施設内では、静かに参拝し、敬意を払いましょう。仏像を指さすなどの行為は控えてください。 貴重品は各自でしっかりと管理し、山道の歩行には十分注意してください。景観や施設を守るため、ゴミのポイ捨てはお控えください。

東山嶺の写真

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