瓊台書院

概況:
瓊台書院は、海口市瓊山区府城街道にある清代の歴史的建造物で、清の康熙44年(1705年)に広東分巡雷瓊兵備道の焦映漢によって創設されました。海南の最高学府として、明代の名士・丘濬(号は瓊台)を記念して名付けられたこの書院は、かつては多くの科挙合格者を輩出した海南文教の中心地でした。現在は瓊台師範学院のキャンパス内にあり、緑の瓦と赤い柱が特徴的な主建築「奎星楼」が往時の面影を伝えています。また、粤劇や瓊劇で有名な「搜書院」の物語の舞台としても広く知られています。

見所:
奎星楼は乾隆18年(1753年)に建てられた書院の中心建築で、二階の梁には「進士」と書かれた由緒ある扁額が掲げられています。
「瓊州文脈:瓊台書院歴史文化展」では、書院の創設から現在に至るまでの歴史と、海南の文化発展におけるその役割を学ぶことができます。
「瓊台:瓊崖革命思想揺籃」テーマ展は、多くの革命家を育んだ書院の知られざる一面に光を当てています。
書院の創設者である焦映漢が植えたと伝えられる樹齢300年を超える白梅の木は、季節になると可憐な花を咲かせます。
敷地内には、海南唯一の探花(科挙の殿試第三位)である張岳崧をはじめ、多くの進士や挙人を輩出したことを記す石碑や楹聯が数多く残されています。

入場料:無料(ただし、事前のオンライン予約が必要です)
中国語名:
琼台书院(qióng tái shū yuàn)
中国語名の読み方:
チョン タイ シュウ ユェン
英語名:
Yutaishuyuan
瓊台書院の観光時間:
ハイシーズン:9:00〜17:00
ローシーズン:9:00〜17:00
※いずれも最終入場は16時30分まで。毎週月曜日は休館(祝日の場合は開館)
瓊台書院へのアクセス:
住所:
海南省海口市瓊山区府城街道中山路8号 瓊台師範学院府城キャンパス内
公共交通機関:
海口市内からは、1路、12路、14路、41路などの市バスを利用し、「師範学院站」または「林業職業技術学院站」で下車します。タクシーを利用する場合は、「瓊台書院博物館」または「瓊台師範学院府城校区」までお申し付けください。
注意事項:
見学には事前のオンライン予約が必要で、1日あたりの入場者数は400名に制限されています。混雑時は予約が早めに埋まることがありますので、早めの手配をお勧めします。 キャンパス内は教育施設です。学生の授業や活動の邪魔にならないよう、静かに見学しましょう。 貴重な文化財を保護するため、展示物には手を触れないようにお願いします。フラッシュを使用した写真撮影は禁止されています。 構内の駐車場は限られており、一般観光客への提供が難しい場合があります。公共交通機関またはタクシーの利用が便利です。

瓊台書院の写真

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