東郊椰林

概況：

東郊椰林は、文昌市東郊鎮の清瀾港付近に広がる海南島を代表する景勝地です。海南島の東海岸に位置し、綿延十数キロにわたって約50万本もの椰樹が茂る様子は圧巻で、「文昌の椰子は海南の半分、東郊椰林はその中でも最も風光明媚」と称えられます。1989年に海南初の観光リゾート地として開発されて以来、その独特の「椰風海韻」（椰子の風と海の趣）で多くの旅行者を魅了し続けています。青々と茂る椰林、白い砂浜、透き通った海が一体となった風景は、南国ならではのリラックスした雰囲気を味わうのに最適な場所です。

見所：
椰林小道を散策すると、椰樹の木漏れ日の中のんびりと椰子の木陰の散歩を楽しめます。特に朝夕の柔らかな光は写真撮影に最適です。
椰林湾のビーチでは、水泳や日光浴の他、モーターボートや水上スキーなどのマリンスポーツも体験できます。
「百莱玛度假村」エリアには、椰林に佇むタイ風の木造コテージがあり、フォトジェニックな景観を作り出しています。
現地の伝統工芸である「椰雕」（椰子細工）の工房を見学したり、自分で椰殻を使った小物作りを体験したりすることもできます（有料）。
椰林の夕日は特に美しく、椰樹のシルエットと夕焼けが織りなす風景は息をのむほどです。

入場料：
景区への入場は無料です。ただし、椰林内のコテージ宿泊や一部の体験活動（椰雕体験、水上スポーツ等）は別途料金がかかります。东郊椰林(dōng jiāo yē lín)ドン ジャオ イエ リンDongjiaoyelin
景区は基本的に終日開放されています。ただし、椰林内の小火车（観光用小型列車）などの特定施設は時間制限がある場合があります。住所：
海南省文昌市東郊鎮椰林路
公共交通機関：
海口東駅または三亜駅から文昌駅まで高速鉄道で約30分です。文昌駅からはタクシーを利用し、景区まで約20キロ（料金目安50元前後）です。
文昌市内の文昌汽車站から「文昌-東郊」行きの路線バスに乗車し、終点で下車します。運行は約1時間、料金は8元前後です。
清瀾港から渡し船を利用する方法もあります。 椰林内は木陰が多いですが、海南島の日差しは強いため、日焼け止め、帽子、サングラスなどの紫外線対策は必ずお願いします。 椰林には蚊や虫がいることがありますので、虫除けスプレーなどをご持参されることをお勧めします。 椰林や海岸は自然を大切にしましょう。ゴミは必ずお持ち帰りいただくか、決められた場所に捨てるようお願いします。