興隆温泉

概況：

興隆温泉は海南省万寧市の東郊、興隆華僑農場内に位置する温泉地で、「世界でも稀で、海南では無二」とも称えられるほどの魅力を持っています。ここには十数箇所の泉眼があり、水温は年間を通じて60℃前後を保ち、時には80℃に達することもあります。泉質は特にシリカ（二酸化ケイ素）とフッ素を豊富に含む「フッ素珪素水」として知られ、皮膚の新陳代謝を促進したり、骨の健康をサポートする効果が期待されています。また、この地域は「コーヒーの郷」としても有名で、温泉で疲れを癒した後に味わう本場の興隆コーヒーは格別です。

見所：
豊富な種類の温泉湯船があり、薬草風呂やミルク風呂、ローズ風呂など、様々な効能や香りを楽しむことができます。
温泉魚が角質を食べてくれる「フィッシュセラピー」を体験できる施設もあり、ユニークなリラクゼーションが味わえます。
広大な敷地内は緑豊かな庭園様式になっており、のんびりと散策を楽しむことができます。
周辺には興隆熱帯植物園やバリ村といった人気観光スポットもあり、温泉と組み合わせて海南島の魅力を存分に満喫できます。

入場料：
施設により異なります。一般的な公共温泉エリアの入場料は、大人の場合、平日（月曜～木曜）が68元～78元、週末（金曜～日曜）が78元～88元程度が目安です。また、温泉宾馆では普通券が30元、フィッシュセラピーを含む券が138元という設定もあります。詳細は各施設の最新情報をご確認ください。布达拉广场(bù dá lā guǎng chǎng)ブ ダー ラー グァン チャンXinlongwenquan施設により営業時間が異なります。例えば、興隆温泉宾馆では15:00から23:00まで、南薬温泉では16:30から22:00までとなっています。一部のリゾートホテルに附属する温泉は、朝8時から利用可能な場合もあります。訪問前にご利用施設の時間を確認されることをお勧めします。住所：
海南省万寧市興隆旅遊度假区温泉大道
公共交通機関：
海口から万寧行きの長距離バス（約30分間隔、所要時間約2.5時間）に乗車し、万寧で興隆行きのバス（約40分）に乗り換えます。
興隆町内では、「興隆温泉宾馆」バス停を経由する智慧観光バス（1号線、3号線など）を利用することで、主要エリアへの移動が便利です。温泉に入る前には必ず体を洗い、湯船を清潔に保つよう心がけましょう。 一度に長く浸かりすぎず、15分を目安に一度休憩を挟み、水分を補給することをお勧めします。 貴金属類は変色の原因となることがありますので、着用したまま入浴しない方が良いでしょう。 施設内では滑りやすい箇所がありますので、歩行には十分ご注意ください。