永興島

永興島は、西沙諸島の中で最大の島で、面積は約2平方キロメートルあり、三沙市の行政中心としても機能しています。島には椰子の木が生い茂り、百年以上経った古木だけで1000本以上もあり、羊角樹や美人蕉などの熱帯植物が至る所に生い茂る、まさに南国の楽園です。

見所:
日本統治時代に建てられた三階建ての旧砲楼は、歴史の痕跡を留めています。その近くには、1946年に国民党将领張君然によって建立された「海軍収復西沙群島紀念碑」(西沙海戦紀念碑)と、1991年に中国人民解放軍が立てた南海諸島紀念碑があり、島の歴史的変遷を物語っています。
島の中心部を走る北京路には、中国最南端の郵便局があり、ここで押せる郵便印は大変貴重です。ここには銀行や医院、郵便局など生活に必要な施設が集まっています。
西沙海洋博物館には、海洋標本や写真資料が400種類以上、3000点以上も収蔵されており、南海の豊かな生態系を学ぶことができます。
石島とは800メートルの長堤で結ばれており、周辺の海域は透明度が高く、サンゴ礁や熱帯魚、ウミガメなどを観察するダイビングやシュノーケリングに最適です。

入場料:島自体に入場料はかかりませんが、一部の施設(博物館など)で象徴的な入場料(50元程度)が必要な場合があります。
中国語名:
永兴岛(yǒng xīng dǎo)
中国語名の読み方:
ヨン シン ダオ
英語名:
Xishanqundao
永興島の観光時間:
ハイシーズン:7:30~17:30
ローシーズン:8:00~17:00
(島自体は年中無休で訪問できます)
永興島へのアクセス:
住所:中国海南省三沙市永興島
公共交通機関:
一般の観光客が永興島を訪問するには、海南島文昌市の清瀾港から出ている「瓊沙2号」や「三沙1号」「三沙2号」などの補給船を利用する方法が主になります。月に数回運航しており、片道の旅は13時間から15時間程度かかります。また、三亜から「祥龍島号」クルーズ船に乗って3時間程度で到着するチームツアーも選択肢の一つです。
注意事項:
永興島は完全に開放された観光地ではないため、個人での訪問は難しく、事前に適切なチャネルを通じて申請と承認を得る必要があります。 島の貴重な淡水資源は、雨水を処理して得ているため、水の使用には節約を心がけ、現地のルールを尊重しましょう。 南海の天候は変わりやすいため、出発前には最新の気象情報と航路情報を必ず確認してください。台風の季節には特に注意が必要です。 美しい自然環境を守るため、ゴミは必ず自分で持ち帰り、サンゴ礁や海洋生物を傷つけないようにしましょう。
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