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ハルピン防洪記念塔

概況:
ハルビン防洪勝利記念塔(哈尔滨防洪胜利纪念塔)は、ハルビン市道里区の松花江南岸、中央大街の終点広場に位置する英雄都市の象徴です。1957年に発生した特大洪水をハルビン市民が団結して克服したことを記念し、1958年に建設されました。前ソ連の設計者バジス・ゼレフ氏とハルビン工業大学の建築家李光耀氏が共同で設計を手がけ、当時の市長呂其恩氏が建設地を選定しました。塔の高さは22.5メートルで、堅固な堤防を意味する石積みの基壇と、古代ローマ様式の半円形回廊から構成されています。塔の下部には1932年の洪水最高水位(119.72メートル)を、上部には1957年に克服した水位(120.30メートル)を表示する二段の水池が設けられ、1998年の洪水最高水位(120.89メートル)を示す金色のマーカーも追加されています。この記念塔はハルビンで最も若い第一級保護建築に指定され、2009年には中国建築創作賞を受賞するなど、高い文化的価値を認められています。

見所:
塔の頂点には、労働者、兵士、農民、知識分子を象徴する高さ3.5メートルの円形彫刻が設置されており、洪水と戦った人々の英雄的な姿勢を表現しています。
塔身の中部には、誓いのシーンから土運び、洪水対策、勝利の祝賀まで、防洪活動の全過程を描いた24体の古銅色の浮き彫りが刻まれ、人々の英雄的な気概を集約しています。
高さ7メートルの20本のコリント式円柱で支えられた全長35メートルの半円形回廊は、20世紀のハルビン市民の団結した力を象徴しています。
夜には音楽に合わせて色が変わる噴水ショーが行われ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しめます。

入場料:入場は無料です。
中国語名:
防洪纪念塔(fáng hóng jì niàn tǎ)
中国語名の読み方:
ファン ホン ジ ニェン ター
英語名:
Fanghongjinianta
ハルピン防洪記念塔の観光時間:
ハイシーズン:終日開放
ローシーズン:終日開放 (注:施設は基本的に24時間開放されていますが、周辺の商業施設の営業時間やイベント等により制限される場合があります。)
ハルピン防洪記念塔へのアクセス:
住所:
黒竜江省ハルビン市道里区斯大林街20号付近(松花江南岸、中央大街終点広場)
公共交通機関:
市内バス2、8、12、16、23、24、29、65、74、79、95、101、102、103、118、201、126系統の「防洪紀念塔(友誼路)」バス停下車すぐです。観光シャトルバス2号線も利用できます。最寄りの地下鉄駅は1号線の博物館站で、下車後103番バスに乗り換え約11分です。年末年始などの特別な時期には、周辺バス路線の運行時間が延長される場合がありますので、現地の案内をご確認ください。
注意事項:
記念塔は市民の誇りであり、文化的に重要な建築物です。壁や浮き彫りに触れたり、登ったりするのは避けましょう。 周辺は観光客でにぎわうため、貴重品の管理に十分注意し、人混みではお互いに譲り合いの精神を持って行動しましょう。 夜景や噴水の写真を撮る場合は、三脚の使用が制限される場合があるので、現地のルールを確認してください。 冬季は路面が凍結して滑りやすくなるため、防寒対策とともに滑りにくい靴を履いていくことをお勧めします。 広場内のゴミ箱は決められた場所に設置されています。美しい環境を維持するため、ゴミのポイ捨てはしないようにご協力ください。

ハルピン防洪記念塔の写真

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