火焼山

概況:
黒河市の火焼山は、五大连池風景区内にある老黒山の北東約2キロメートルに位置する火山で、五大连池天然火山博物館を構成する14座の火山のうちの一つです。1719年から1721年(清の康熙58年から60年)にかけて噴火し、山体は赤色・黒色の火砕礫や浮石で構成されています。その火山口が烈火烧けた鍋のように見えることから「火焼山」と名付けられました。標高は390メートルで、山体の規模は老黒山より小さく、植生は非常に少ないことが特徴です。世界でも貴重な火山噴気丘群や、火山熔岩が形成するさまざまな象形石(微地貌)が見られることから、地質学的にも非常に価値が高く、「太平洋にある沈まない火山」とも称されます。

見所:
山頂からの眺望は格別で、五大连池特有の火山地形や広大な熔岩台地を一望できます。
世界でも貴重な火山噴気丘群が広がっており、火山活動の力を間近に感じられます。
長い歳月をかけて形成されたさまざまな形の熔岩象形石は、自然の造形美を見せてくれます。
火山の荒々しい景観と、その中に力強く生きる植物のコントラストは、生命のたくましさを実感させます。

入場料:
火焼山は老黒山景区に含まれるため、老黒山景区の入場料に含まれています。具体的な料金は季節や特別割引により変動する可能性がありますので、詳細は五大连池風景区の公式情報でご確認ください。
中国語名:
火烧山(huǒ shāo shān)
中国語名の読み方:
フオ シャオ シャン
英語名:
Huoshaoshan
火焼山の観光時間:
ハイシーズン:8:00~17:00
ローシーズン:8:00~17:00
(注:老黒山景区の一部としての営業時間となります。悪天候やメンテナンス等により臨時休業または時間変更となる場合がありますので、事前に現地の最新情報をご確認ください。)
火焼山へのアクセス:
住所:
黒龍江省黒河市五大连池市五大连池風景区内 火焼山
公共交通機関:
五大连池景区への公共交通機関は限られており、多くの観光客はハルビンなどからの現地発着ツアーバスを利用するか、レンタカーやタクシーを利用します。五大连池鎮から景区内の各ポイントへは、観光用のシャトルバス(電瓶車)を利用できる場合がありますが、火焼山へは老黒山景区からシャトルバスでアクセスすることになります。
注意事項:
火焼山は登山道が整備されていないため、基本的に遠くから眺めて観賞することになります。 安全のため、立入禁止区域には絶対に入らないでください。 火山岩の上は非常に歩きにくく、滑りやすい箇所があります。 歩きやすい靴を履いていくことをお勧めします。 景区内は日陰となる場所が少ないです。夏季は日よけ対策を、冬季は防寒対策を万全にしてお出かけください。 飲料水や軽食は事前に準備しておきましょう。。 景区内の貴重な地質景観は、未来へ残すべき自然の遺産です。 岩石などを持ち帰ったり、落書きをしたりすることは固くお断りします。

火焼山の写真

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