老黒山

概況:
老黒山(ろうこくざん)は、中国黒竜江省黒河市五大连池市にある五大连池火山群を構成する14座の火山の一つで、標高515.9メートルを誇る最高峰の休火山です。1720年から1721年にかけて噴火した記録が残る比較的新しい火山で、山体は黒色の浮石で覆われているため「老黒山」の名で呼ばれています。山頂には直径約350メートル、深さ約140メートルの大きな漏斗状の火口があり、その周囲には遊歩道が整備されていて、深くて険しい火口底を眺めながら散策を楽しむことができます。山の東側と北側には山頂へ続く道があり、山麓一帯には、かつて噴火で流れ出た溶岩が作り出した「石海」と呼ばれる広大な溶岩台地が広がり、独特の景観を形成しています。

見所:
山頂の巨大な火口は圧巻の景観で、火口縁の遊歩道からはそのスケールの大きさを体感できます。
山の北側に広がる「石海」は、溶岩が固まってできた奇岩が続く独特の地形で、遠くから見ると海の波のように見えます。
火口近くには溶岩でできた洞窟(熔岩洞)があり、内部には熔岩鍾乳石など珍しい地質現象を見ることができます。
山全体が黒い浮石に覆われ、夏の緑や冬の雪とのコントラストが美しく、季節ごとに異なる風景をお楽しみいただけます。

入場料:90元(情報により80元とも)
*景区内の電瓶車(シャトルバス)は別途料金(25元など)となる場合があります。
中国語名:
老黑山(lǎo hēi shān)
中国語名の読み方:
ラオ ヘイ シャン
英語名:
Laoheishan
老黒山の観光時間:
ハイシーズン(5月1日~9月30日):8:00~17:00
ローシーズン(10月1日~4月30日):8:30~16:00
老黒山へのアクセス:
住所:黒竜江省黒河市五大连池風景区内

公共交通機関:
五大连池市街地から老黒山景区行きの観光バスを利用することができます。主要都市から五大连池市へは、まずハルビンやチチハルなどを経由して、長距離バスや鉄道でアクセスするのが一般的です。
注意事項:
火口縁や溶岩台地の遊歩道は、場所によって石がごつごつしていたり、傾斜が急だったりします。歩きやすい靴でお越しください。 山頂は風が強く、天候が変わりやすいです。季節に応じて、防寒、防風、日よけ対策をしっかりと行いましょう。 貴重な自然遺産です。岩や植物を取ったり、傷つけたりしないよう、マナーを守って見学してください。 景区内は広いため、ごみ箱が限られている場合があります。ゴミは各自でお持ち帰りいただくか、指定された場所に捨てるようお願いします。

老黒山の写真

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