王粛公園

概況:
王肅公園は、黒河市の中心部、黒龍江のほとりに位置する歴史ある公園です。1918年に「海蘭公園」として造園され、1981年に黒河の初代地委書記で解放事業に献身した王肅氏を称えて現在の名称に改められました。園内には王肅烈士墓や烈士塔、1949年に建立されたソ連赤軍烈士記念塔などが立ち、黒河の近代史を静かに物語る場となっています。また、公園は全長3100メートルに及ぶ黒龍江公園の一部を構成しており、市民の憩いの場として親しまれるとともに、対岸に広がるロシア・ブラゴヴェシチェンスク市の街並みを望むことができる、風光明媚なロケーションが魅力です。

見所:
園内の中心に建つ王肅烈士塔と烈士墓は、解放事業に尽力した人々を偲ぶことができ、公園の歴史的な核心部分です。1949年に建立されたソ連赤軍烈士記念塔は、中ロの歴史的つながりを感じさせるスポットです。公園からは黒龍江を隔てて対岸のロシア・ブラゴヴェシチェンスク市の風景を眺望でき、異国情緒を味わえます。園内には緑が豊かで散策路も整備されており、市民と同様にのんびりとくつろぐことができます。公園に隣接する九曲橋を渡ると大黒河島へアクセスでき、そちらも散策を楽しめます。

入場料:入園は無料です。
中国語名:
王肃公园(wáng sù gōng yuán)
中国語名の読み方:
ワン スウ ゴン ユェン
英語名:
Wangsugongyuan
王粛公園の観光時間:
ハイシーズン:終日開放
ローシーズン:終日開放 (注:公園は基本的に常時開放されていますが、付属施設の利用時間等は現地の表示に従ってください。)
王粛公園へのアクセス:
住所:
黒龍江省黒河市愛輝区王肅街(黒龍江公園内)
公共交通機関:
黒河市街地に位置するためアクセスは良好です。市内循環バスなどを利用し、「王肅公園」または「黒龍江公園」方面行きのバスでアクセスできます。黒河駅からはタクシーで約10分ほどで到着します。
注意事項:
公園は歴史的な記念碑や緑地が多く、大切に利用しましょう。 ゴミは必ずお持ち帰りください。対岸はロシア領となるため、江岸エリアでの行動には十分注意し、立入禁止区域には近づかないようにしましょう。 特に夜間は照明が少ない場所もありますので、足元にご注意ください。 黒河は昼夜の寒暖差が大きい場合があります。 季節に応じて、上着などの温度調節のできる服装でお越しください。 公園内の記念碑や施設は、市民の大切な財産です。傷つけたり、落書きをしたりすることのないようお願いします。

王粛公園の写真

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