大白楼

概況:
大白楼は、黒竜江省綏芬河市の站前路北側に位置する、1913年に建設された2階建ての歴史的建造物です。中東鉄道の建設に伴ってロシア人鉄道員の宿舎として建てられ、折衷主義スタイルの優美な建築で知られます。窓やドアの彫刻が非常に精緻で、建物は「回」の字型の布局を持ち、中央に中庭があります。1928年には周恩来をはじめ、李大釗などの中国革命の重要人物がここに宿泊し、国際赤色秘密交通線の重要な拠点となりました。現在は「綏芬河秘密交通線記念館」として公開され、国指定の重要文化財および愛国主義教育基地となっています。

見所:
建物自体のロシア折衷主義建築スタイルを鑑賞できます。黒色鉄皮瓦の屋根と精緻な彫刻が施された窓枠が特徴です。
「回」字形の構造と中央の中庭は、当時の建築技術の高さを物語っています。
記念館内では「赤色国際交通」と中国共産党「六大」をテーマとした展示があり、貴重な文物や写真が数多く展示されています。
周恩来や李大釗が実際に宿泊した部屋が再現されており、革命家の足跡を間近に感じられます。
中東鉄道の歴史と赤色秘密交通線の役割について学べる、教育的な価値の高いスポットです。

入場料:無料
中国語名:
大白楼(dà bái lóu)
中国語名の読み方:
ダー バイ ロウ
英語名:
Dabailou
大白楼の観光時間:
ハイシーズン:7:30〜17:30
ローシーズン:8:00〜17:00
大白楼へのアクセス:
住所:
黒竜江省綏芬河市站前路北側(梨樹街2号)
公共交通機関:
綏芬河駅から徒歩約10分から15分です。市内バスを利用する場合は、「站前路」または「大白楼」バス停で下車してください。
注意事項:
建物は文化財ですので、壁や展示品に触れないようお願いします。 記念館内では静かに見学し、他の訪問者の邪魔をしないようにしましょう。 写真撮影は可能ですが、フラッシュの使用はお控えください。 階段や通路が狭い箇所がありますので、足元に十分ご注意ください。 貴重な歴史資料ですので、ゴミは各自でお持ち帰りいただくか、指定場所に捨ててください。
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