国門

概況:
綏芬河国門景区は、中国とロシアの国境に位置する中国で唯一、三代にわたる国門を一箇所で見学できる特有の観光地です。この景区は10万平方米の広大な面積を有し、中でも2014年に建設された三代目国門は高さ51.8メートルに達し、中国北方で最も高い国門の一つとして知られています。エレベーターで展望台まで上がると、国境線を挟んで広がる中国とロシアの両国の風景を一望することができます。また、景区内には「二碑、二房、四門、二十四景」と呼ばれる見所が点在し、百年以上にわたる中東鉄道の歴史や、国境の街・綏芬河の発展の軌跡を感じることができます。

見所:
三代目国門の展望台からは、中国側の整備された道路とロシア側の風景を同時に眺める「一門看両国」の体験ができます。景区内には1980年代の簡素な一代目国門から、1990年代の第二代国門、そして現在の壮大な三代目国門まで、時代を象徴する三代の国門が保存されており、国境の歴史を体感できます。中ロ両国の国境画定を記録した357号界碑(境界標)は、国家の主権を象徴する重要なポイントです。かつて中ソ国境事務会談が行われた会晤房(会議所)など、合計24の景観ポイントがあり、見応え十分です。

入場料:
大人料金は50元です。なお、65歳以上の方や障害者手帳をお持ちの方は無料、60歳から65歳の方および学生証をお持ちの方は半額となる場合があります。
中国語名:
国门(guó mén)
中国語名の読み方:
グオ メン
英語名:
Guomen
国門の観光時間:
ハイシーズン:8:00~16:00(入場は15:30まで)
ローシーズン:8:00~16:00(入場は15:30まで)
※通年で同じ時間帯の場合がありますが、現地の状況やメンテナンスにより変更される可能性がありますので、事前確認をお勧めします。
国門へのアクセス:
住所:
黒龍江省牡丹江市綏芬河市烏蘇里大街国門旅遊区
公共交通機関:
綏芬河駅からタクシーを利用すると、料金は10元から15元程度で、約10分ほどで到着します。市内から104路バスに乗車し、「中俄互市貿易区」バス停で下車すると、目の前が景区です。自家用車でお越しの方は、無料の駐車場が利用できます。
注意事項:
国門の展望台など、景区内の特定のエリアではロシア方向への写真撮影が禁止されていますので、現地の表示に従ってください。 边境地域のため、入場時には身分証の提示が必要となる場合がありますので、忘れずにお持ちください。 展望台はガラス張りになっており、床上のガラス張りの部分などがあります。 足元に十分注意して歩くことをお勧めします。 景区内の売店は品数が少なく価格が高めの傾向がありますので、お土産は市内の正规な商店での購入がお得です。

国門の写真

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