帯嶺涼山自然保護区

概況
帯嶺涼水自然保護区は、帯嶺区の北約25キロメートルに位置し、総面積は約63.94平方キロメートルに及びます。中国に現存する貴重な紅松（チョウセンゴヨウ）の原生林の一つとして知られ、国家級自然保護区に指定されているほか、東北地区における林業教学や研究の重要な実践の場ともなっています。森林被覆率は95％以上に達し、幹が真っ直ぐに伸びた古い紅松が空を覆い、鬱蒼と茂る様子は圧巻です。区内には多様な林木や野生動植物、貴重な薬草も生育しており、「小红松故郷」（小さな紅松の故郷）とも称されています。

見所
・雄大な紅松の原生林が広がり、幹が真っ直ぐに伸びた古木が生い茂る風景は息をのむ美しさです。
・保護区内には多種多様な野生動植物や薬草が観察でき、自然学習に最適です。
・保護区の東坡には、1961年に国家主席刘少奇氏が視察の際に登られた「少奇塔」（高さ50メートルの木造タワー）があり、歴史的な意義も感じられます。
・森林被覆率95％以上の豊かな自然が残り、四季折々の表情を見せる自然景観を楽しめます。

入場料： 10元带岭凉山自然保护区(dài lǐng liáng shān zì rán bǎo hù qū)ハイシーズン（5月1日～10月31日頃）：8:00～17:00
ローシーズン（11月1日～翌年4月30日頃）：8:00～17:00
※季節や状況により変動する可能性がありますので、お出かけ前には最新情報をご確認ください。住所： 黒竜江省伊春市帯嶺区
公共交通機関
伊春長距離バスターミナルから帯嶺行きのバスを利用できます。バスの発車時間は13:00、14:30、16:00です。帯嶺区から保護区まではタクシーなどの利用が便利です。保護区内では指定された遊歩道を歩き、動植物の採取や損傷は控えましょう。
冬期は積雪や凍結に備え、防寒対策と滑りにくい靴の着用をお勧めします。
貴重な自然環境を守るため、ゴミは必ずお持ち帰りください。
天候や状況により開放時間が変更となる可能性がありますので、事前に現地の最新情報をご確認の上お越しください。