文峰塔

概況:
文峰塔(天寧寺塔)は、河南省安陽市古城内西北隅にある中国で非常に珍しい「上大下小」(上ほど大きく、下ほど小さい)の形状をした歴史的建造物です。五代後周広順2年(952年)に創建され、千年以上の歴史を誇り、2001年には全国重点文物保護単位に指定されました。高さは38.65メートル、五層八角形のレンガと木の混合構造で、塔の最上階には約100平方メートルのプラットフォームがあり、安陽古城の全景を一望できます。清の乾隆年間に知府の黄邦寧が塔門に「文峰聳秀」と題したことから文峰塔と呼ばれるようになり、安陽市のシンボルとして親しまれています。

見所:
塔の最大の特徴である、下層より上層が大きいという他に類を見ない「傘状」の独特な形状を間近でご覧いただけます。
塔身の八面には、釈迦牟尼の生誕や涅槃、観音菩薩など、精巧で生き生きとした仏教故事のレンガ彫刻が施されています。
各階の檐角には銅の鐘が下がっており、風が吹くと心地よい音を響かせ、高遠で静かな雰囲気を醸し出します。
塔内の72段の急な階段を上ると、頂上のプラットフォームに到達し、安陽の街並みを眺望できます(階段は急なためご注意ください)。
塔の基壇部分には7層の蓮花瓣が彫られた円形の蓮花座があり、塔をより美しく壮観に見せています。

入場料:
大人料金は30元です。オンライン予約(携程など)では25元となる場合があります。学生や老人は証明書の提示で半額となる可能性がありますので、詳細は現地でご確認ください。
中国語名:
文峰塔(wén fēng tǎ)
中国語名の読み方:
ウェン フォン ター
英語名:
Wenfeng Pagoda
文峰塔の観光時間:
ハイシーズン:8:00~18:00
ローシーズン:8:30~18:00
※季節や状況により変動する可能性があります。
文峰塔へのアクセス:
住所:
河南省安陽市文峰区文峰南街2号
公共交通機関:
市内バスをご利用の場合、1路、18路、21路、25路、61路、Y1路などの系統に乗車し、「文峰塔」バス停で下車します。
注意事項:
塔内部への階段は非常に急で狭くなっています。登塔される方は、十分にご注意いただき、転倒や衝突のないようお気をつけください。 貴重な文化財を保護するため、塔のレンガや精巧なレンガ彫刻には手を触れないようお願いします。 園内の静かな環境と美しい景観を守るため、ゴミは指定された場所に捨てるようご協力をお願いします。 混雑時には入場制限が行われる場合もありますので、時間に余裕を持ってお越しになることをお勧めします。 写真や動画の撮影は、フラッシュを使用しなければ通常可能ですが、商業目的の撮影や三脚の使用は制限される場合があります。
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