包公祠

概況:
開封包公祠は、開封市の中心部、風景美しい包公湖の西岸に位置する、北宋時代の有名な清官である包拯(包公)を祀る祠堂です。その歴史は金元時代にまでさかのぼり、千年近い伝統を持ちますが、黄河の水害により繰り返し被害を受けました。現在の建物は1984年に復元され、1987年に一般公開された、典型的な宋代建築様式を模した荘厳な建築群です。敷地面積は約1ヘクタールで、園内には大殿や二殿をはじめ、回廊や碑亭などが配置され、包公の「鉄面无私」と呼ばれる清廉で公正な生涯をしのぶことができます。2003年には国家AAAA級観光地に指定されました。

見所:
大殿には高さ3メートルを超える凛々しい包公の銅像が安置されており、その両側には歴史的文物が展示されています。
二殿では、包公の自筆とされる「清心為治本、直道是身謀」という詩や、子孫に向けた厳格な家訓を見ることができます。
「開封府題名記碑」は、北宋時代の183人の開封府尹の名前が刻まれた碑で、包公の名前の部分だけが訪れる人々に触れられ続け、深く磨り減っているのが印象的です。
園内には中国風の庭園や、龍・虎・犬の頭の鍘(罪人を処刑するための大包丁)のレプリカ、包公の裁判の様子を再現した蝋人形などもあり、見応えがあります。

入場料:30元(最新情報では26元の場合もあります)
中国語名:
包公祠(bāo gōng)
中国語名の読み方:
バオ ゴン ツー
英語名:
Memorial To Lord Bao
包公祠の観光時間:
ハイシーズン(4月1日-10月31日):7:00~19:00(最終入場18:30)
ローシーズン(11月1日-次年3月31日):7:30~18:30(最終入場18:00)
包公祠へのアクセス:
住所:中国河南省開封市鼓楼区向陽路1号
公共交通機関:開封市内のバス1路、9路、16路、29路を利用し、「包公祠」バス停下車すぐです。市内からタクシーを利用するのも便利です。
注意事項:
園内は主に徒歩での見学となりますので、歩きやすい靴での来場をお勧めします。 包公の物語をより深く理解したい場合は、現地で解説サービスの利用を検討されると良いでしょう。 午後は、特に写真を撮影する場合に光の条件が良いことが多いです。 祠の建物や展示物は文化財ですので、大切に扱いましょう。 開封は秋の季節が過ごしやすく、最も観光に適しています。

包公祠の写真

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