禹王台公園

概況:
禹王台公園は、開封市の東南隅に位置する歴史ある名園で、繁塔に隣接しています。この公園は春秋時代にさかのぼり、晋国の音楽家である師曠がここで演奏したことから「吹台」と呼ばれるようになりました。明代の嘉靖二年(1523年)に大禹の治水功績を記念して禹王廟が建立され、「禹王台」と改名されました。園内は400余亩の広大な面積を持ち、古い建築物と美しい植物園が調和した国家A級観光地です。特に「梁園雪霽」は汴梁八景の一つとして知られ、春には桜や牡丹が咲き誇り、多くの観光客が訪れます。

見所:
古吹台 - 公園の中心的な史跡で、師曠が音楽を奏でた場所として知られ、高台からは開封の街並みを望めます。
禹王廟 - 明代に建立された大禹を祀る廟で、殿内には大禹の塑像と治水を描いた磚彫壁画があります。
三賢祠 - 唐代の詩人である李白、杜甫、高適の三人を祀る祠で、彼らがここで詩を吟じた故事に由来します。
水徳祠 - 歴代の治水有功者を祀る祠で、林則徐など38人の功臣の牌位が安置されています。
御書楼 - 清の康熙皇帝が揮毫した「功存河洛」の扁額がかつて掲げられていた楼閣です。
辛亥革命烈士記念園 - 辛亥革命で犠牲となった烈士を偲ぶエリアで、孫中山の銅像も立っています。
植物園エリア - 桜園、牡丹園、芳春園などがあり、季節ごとに花々が楽しめます。

入場料:無料
中国語名:
禹王台(yǔ wáng tái)
中国語名の読み方:
ユィ ワン タイ
英語名:
Terrace Of The Yu Great
禹王台公園の観光時間:
ハイシーズン(夏季):6:30~17:00
ローシーズン(冬季):7:00~17:30
禹王台公園へのアクセス:
住所:河南省開封市禹王台区繁塔東街38番地
公共交通機関:開封市内のバス8路、12路、15路、32路、46番線などに乗車し、「禹王台公園」バス停で下車します。
注意事項:
入場は無料ですが、桜祭りや禹王大廟会などの特別イベント期間中は混雑が予想されますので、余裕を持ってお越しください。 園内は主に徒歩での見学となりますので、歩きやすい靴でお越しになることをお勧めします。 歴史的な建造物や碑文は貴重な文化財ですので、触れたり傷つけたりしないようご協力をお願いします。 春や秋の行楽シーズンは花見や紅葉の時期でにぎわいますが、平日を選ぶとより静かに楽しめます。 公園周辺には繁塔など他の見所もありますので、時間に余裕を持って計画されるのが良いでしょう。

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