開封府

概況:
開封府は河南省開封市包公湖東湖北岸に位置する、北宋時代の行政・司法機関を再現した国家4A級観光地です。五代後梁開平元年(907年)に創建され、「天下首府」と称されるほど重要な役所でしたが、戦火や黄河の氾濫で消失したため、2003年に宋代の様式に基づいて再建されました。敷地面積は60余ムー(約4万平方メートル)に及び、府衙文化区、包拯文化区、道教文化区など9つのエリアに分かれています。特に包拯(包公)が知府を務めたことで知られ、清廉潔白な政治のシンボルとして現在も語り継がれています。

見所:
府門広場では毎日9:00から「開衙迎賓」の儀式が行われ、宋代の衣装をまとった出演者が王朝の雰囲気を再現します。
正廳では「包公怒銛陳世美」などの判事パフォーマンスが開催され、包公の裁判の様子を臨場感たっぷりに体験できます。
清心楼は高さ32メートルの見晴らしの良い建物で、内部には高さ3.8メートルの包公銅像が安置され、最上階からは開封の街並みを一望できます。
明礼院では「榜前捉婿」などの伝統的な科举の儀式を再現したイベントが行われ、宋代の文化に触れることができます。
天慶観では太極拳のパフォーマンスが披露され、中国の武術と道教文化を間近で見学できます。

入場料:
大人料金は65元です。学生や60~69歳の方は半額の32元、70歳以上の高齢者や6歳以下(身長1.2メートル以下)の子ども、軍人、障害者の方は無料で入場できます。
中国語名:
开封府(kāi fēng fǔ)
中国語名の読み方:
カイ フォン フゥ
英語名:
The Former Kaifeng City Hall
開封府の観光時間:
ハイシーズン(春夏秋):7:30~19:00(入場は18:30まで)
ローシーズン(冬):7:30~17:30(入場は17:00まで)
開封府へのアクセス:
住所:
河南省開封市包公湖東湖北岸
公共交通機関:
開封市内からは、1路、4路、5路、9路、16路、20路などの市バスを利用し、「開封府」バス停で下車します。鼓楼広場からは人力三轮車(三輪車)を利用するのも風情があります。
注意事項:
園内では石段や坂道が多いため、歩きやすい運動靴を履いていくことをお勧めします。 パフォーマンスは天候や状況により変更される場合がありますので、当日のスケジュールを入口で確認するのが良いでしょう。 暑い季節は日差しが強いため、帽子や日焼け止めなどの対策を忘れずに。 園内の建物や展示物は文化財ですので、触れたり傷つけたりしないようご注意ください。

開封府の写真

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