開封博物館

概況：
開封博物館は河南省開封市龍亭区鄭開大道第六大街に位置する国家一級博物館で、1962年に設立されました。2018年に新館がオープンし、総面積は54,286平方メートルと広大で、北宋の都であった開封の「三重城」の建築様式を模したデザインが特徴です。八朝古都としての開封の歴史をテーマに、陶器、瓷器、銅器、書画など約8万点の文物を所蔵しており、中でも北宋時代の文化財が充実しています。開封の古代から近現代までの歴史を総合的に紹介する施設として、多くの観光客に親しまれています。

見所：
「八朝古都 千載京華」展では、開封の古代歴史をたどり、特に北宋の繁栄を中心に展示しています。
「宋代科技展」では、天文、航海、印刷などの分野で輝かしい成果を残した宋代の科学技術を模型や映像で分かりやすく紹介しています。
「朱仙鎮木版年画」展は、国家無形文化遺産に指定された木版年画の歴史と技法を展示し、その鮮やかな色彩と独特の様式を鑑賞できます。
「清明上河図」の動態展示では、デジタル技術で再現された北宋の市井の活気ある様子を体感できます。
「石刻精品展」では、漢代から明清までの墓誌や碑碣など、貴重な石刻文物を数多く展示しています。
入場料：無料（事前予約が必要です）

開放時間：
ハイシーズン（4月1日～10月31日）：9:00～17:00（入場は16:00まで）
ローシーズン（11月1日～3月31日）：9:00～17:00（入場は16:00まで）
※いずれも月曜日は休館となります（祝日を除く）
开封市博物馆(kāi fēng shì bó wù guǎn)カイ フォン シ ボー ウ グァンKaifengbowuguan入場料：無料（事前予約が必要です）
住所：
河南省開封市龍亭区鄭開大道第六大街
公共交通機関：
開封市内からは、4路、16路、35路などのバスを利用し、「開封博物館」バス停で下車します。開封北駅（新幹線駅）からは35路バスを利用するルートも便利です。入館には事前の予約が必要で、身分証の提示をお願いします。 サンダルやパジャマなどの軽装での入館はご遠慮ください。 館内では静かにご覧になり、展示物に触れないようお願いします。 フラッシュを使用した写真撮影や三脚の使用は禁止されている場合がありますので、表示に従ってください。 大きな荷物はクロークに預けられ、貴重品は各自で管理してください。