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張衡墓園

概況:
張衡墓園(張衡博物館)は、中国河南省南陽市臥龍区石橋鎮小石橋村に位置する、東漢時代の偉大な科学者・文学者・発明家である張衡(78-139年)の墓所です。1988年に全国重点文物保護単位に指定され、2001年には河南省爱国主义教育基地にも認定されました。墓園は敷地面積約16,000平方メートルに及び、漢代の建築様式を再現した荘厳な雰囲気が特徴です。ここには高さ8メートル、周長79メートルの張衡の墓冢を中心に、渾天儀と地動儀の模型、漢阙、石像生、拜殿などの見所が整備されており、「科聖」と称される張衡の業績を偲ぶことができます。墓園はかつて規模がより宏大で翁仲や石獣、廟宇などがありましたが、戦乱や自然災害で損傷し、新中国成立後に修復・拡張され現在の姿となりました。

見所:
墓冢は八角形の花牆に囲まれた高さ8メートルの黄土の墳丘で、墓前には郭沫若氏の題字が刻まれた碑が立ちます。
渾天儀と地動儀の大型模型は張衡の二大発明を再現したもので、古代中国の科学技術の高さを実感できます。
漢阙と石像生は墓園への入口に配置された漢代様式の石造建築で、当時の陵墓の威容を伝えています。
拜殿では張衡の生涯と業績を紹介する展示が行われており、その多才な活動を知ることができます。
「平子讀書台」は墓園の北側に位置する張衡が少年期に学んだと伝えられる場所で、ゆかりの史跡として訪れることができます。

入場料:無料
中国語名:
张衡墓园(zhāng héng mù yuán)
張衡墓園の観光時間:
ハイシーズン(4月1日~10月31日):8:00~18:30(入場は18:00まで)
ローシーズン(11月1日~3月31日):8:00~17:00(入場は16:30まで)
※月曜日は休館(祝日の場合は開館)
張衡墓園へのアクセス:
住所:
河南省南陽市臥龍区石橋鎮小石橋村
公共交通機関:
南陽市街地からは、3路バスに乗車し「石橋鎮」行きで「小石橋村」バス停で下車します。南陽駅からタクシーを利用する場合は約40分程度でアクセスできます。
注意事項:
墓園内の展示物や建築物は貴重な文化財です。触れたり傷つけたりしないようご注意ください。
園内は石段や凹凸のある道がありますので、歩きやすい運動靴を履いていくことをお勧めします。
夏季は日差しが強いため、帽子や日焼け止めなどの暑さ対策を、冬季は防寒対策を十分にお取りください。
美しい環境を保つため、ゴミは指定の場所に捨てるか、お持ち帰りいただくようご協力をお願いします。
混雑時には入場に時間がかかることがありますので、余裕を持ったスケジュールでお越しください。最新の開館情報は公式サイトなどでご確認されることをお勧めします。

張衡墓園の写真

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