杜鵑湖

概況：
杜鵑湖（杜鹃湖）は、中国内モンゴル自治区アル山（阿尔山）市の温泉街から北東に92キロ離れたアル山林業局興安林場内に位置する、面積約128ヘクタールの堰止湖です。火山の噴火により流れ出た溶岩がハラハ河（哈拉哈河）をせき止めて形成されました。湖の名は、春になると湖畔に可憐なツツジの花が咲き乱れることに由来します。湖面は三日月形あるいはL字形をしており、東南から水が流れ込み、西南からハラハ河へと流れ出る生き生きとした水をたたえた湖です。平均水深は2.5メートル、最も深いところでは5メートル以上あります。

見所：
四季折々の風景が楽しめ、春は湖岸を彩るツツジの花が湖面に映えて特に美しいです。
湖周辺には、火山活動でできた噴気碟や溶岩谷など、特徴的な地形が見られます。
湖畔の木道を散策しながら、湖に映る山や空、変化に富んだ森林の景色をゆっくりと鑑賞できます。
野鳥の観察にも適しており、カモやハクチョウなどの姿を見かけることもあります。

入場料：
アル山国家森林公園の入園料に含まれます。公園の総合チケットを事前にオンラインで購入することをおすすめします。杜鹃湖(dù juān hú)ドゥ ジュェン フゥDujuanhuハイシーズン：7:30〜17:30
ローシーズン：8:00〜17:00 *季節による変動の可能性がありますので、訪問前には最新情報をご確認ください。住所：
内モンゴル自治区アル山市温泉街東北92キロ、アル山林業局興安林場内
公共交通機関：
アル山市街からタクシーやチャーター車を利用してアクセスします。アル山国家森林公園内の観光スポットの一つであるため、公園内の交通手段も合わせてご利用ください。高原地域のため、朝夕の気温差が大きいです。防寒着の準備をおすすめします。 自然環境保護のため、ゴミの投棄や花などの植物の採集はご遠慮ください。 湖畔の遊歩道を歩かれる際は、足元に十分ご注意ください。 エリアによって携帯電話の電波が届かない場合がありますので、事前にオフラインマップをダウンロードするなどの準備があると安心です。