国門(中露国境)

概況:
中露国境の「国門」は、内モンゴル自治区満洲里市にある中ロシア国境のシンボルです。ここはザバイカル鉄道の線路上に建設された国境ゲートで、現在も北京とモスクワを結ぶ国際列車が行き来する重要な関門です。2008年に建設された第五代国門は高さ30メートル、幅40メートルの威風堂々とした建築で、中国最大の陸路国境口岸としての風格を備えています。国門の真下にはロシアとの軌道を結ぶ鉄路が走り、かつての国際連絡運輸の要所としての歴史を感じさせます。

見所:
・第五代国門の展望台からは、目前に広がるロシアの草原と向こう側に立つロシアの国門、そして時折通過する国際貨物列車を眺めることができます。
・国門の背面にある41号界碑は、国境の正確な位置を示す公式の標石で、記念写真の人気スポットです。
・国門広場には、歴代の国門を再現した4つの模型が展示されており、時代ごとの変遷をたどれます。中には「全世界の無産者団結せよ」というスローガンが刻まれた時代を反映した国門もあります。
・広場に展示されている「満洲里号」蒸気機関車は日本製で、かつて指導者がソ連訪問時に使用した歴史的な車両です。
・中共六大展覧館は、モスクワ郊外の会議場を1/1で再現した施設で、当時の歴史資料や写真を展示しています。

入場料:一般大人は60元~75元(観光バス含む)です。6歳以下または身長1.2メートル以下の子供、60歳以上の高齢者、現役軍人、障害者などは無料または割引の対象となります。詳細は現地でご確認ください。
中国語名:
国门(中俄边境)(guó mén zhōng é biān jìng)
中国語名の読み方:
グオ メン ジョン エ ビェン ジン
英語名:
Country Gate
国門(中露国境)の観光時間:
ハイシーズン(8月20日~8月25日):8:30~18:00
ローシーズン(8月26日~12月31日):9:00~17:30(入場は閉園30分前まで)
国門(中露国境)へのアクセス:
住所:内モンゴル自治区呼倫貝爾市満洲里市市街地より西へ9キロ
公共交通機関:満洲里市街地から6路または10路のバスに乗車し、「国門」バス停で下車します。
注意事項:
国門景区は边境管理区域に含まれるため、景区の入場チケットに加え、中国の身分証(IDカード)の提示が必須となります。児童は対象外ですが、成人の観光客は必ず有効な身分証を携帯してください。 景区内の国門、六大展覧館、界碑などの各スポットでは、再度チケットの提示が必要な場合がありますので、チケットはなくさないように保管してください。 この景区は中国籍の観光客のみ入場可能で、外国籍の方は入場できませんのでご注意ください。 国門周辺は軍事管理区域に該当する場合があるため、許可なく立ち入り禁止区域に近づいたり、軍事施設を撮影したりしないようお願いします。 満洲里は冬季の気温が非常に低く、風も強くなります。防寒対策を万全にし、滑りにくい靴を履くことをおすすめします。

国門(中露国境)の写真

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