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内蒙古博物院(内モンゴル恐竜博物館)

概況:
内蒙古博物院(内モンゴル恐竜博物館)は、内蒙古自治区の首都フフホト(呼和浩特)に位置する国家一級博物館です。1957年に創設されたこの博物館は、全国の少数民族地域でも最も早く設立された博物館の一つであり、2025年6月には新館が開館し、規模が大きく拡張されました。新館の総建築面積は14.7万平方メートルに達し、展示面積は3.9万平方メートルと、旧館の約2.6倍の広さを誇ります。博物館の屋上には空へと駆け上がる白い駿馬の像が設置されており、内蒙古自治区の発展と吉祥を象徴しています。「草原文化」をテーマとした展示は、古代生物の化石から歴史文物、民族文化財まで多岐にわたり、中でも恐竜化石のコレクションは非常に充実しています。

見所:
・「査干諾爾龍(チャガンノールロン)」は、体長約26メートル、頭を上げた高さは12メートルにもなる巨大な恐竜の骨格で、1億3000万年前の白亜紀前期に生息していました。その巨大さは圧巻です。
・「完璧な巴彦淖爾龍(バヤンノールロン)」は、保存状態が極めて良く、完成度95%以上という国内でも稀な禽竜類の化石で、博物館の重要なコレクションの一つです。
・「二連巨盗龍」の骨格模型は、全長8メートル、体重1400キログラムを超える巨大な竜脚類で、鳥類の進化の研究において重要な発見とされています。
・「恐龍之郷」エリアでは、内蒙古で発見された36種以上の恐竜の化石や恐竜の卵の化石を観察でき、古代の世界に思いを馳せることができます。
・匈奴王の金冠や鮮卑貴族の装飾品など、古代北方民族の貴重な文化財も数多く展示されており、草原の歴史の深さを感じさせます。

入場料:無料です。
中国語名:
恐龙博物馆(kǒng lóng bó wù guǎn)
中国語名の読み方:
コン ロン ボー ウ グァン
英語名:
Konglongbuwoguan
内蒙古博物院(内モンゴル恐竜博物館)の観光時間:
ハイシーズン(夏季):9:00〜17:30(入場は16:00まで)
ローシーズン(冬季):9:30〜17:00(入場は16:00まで)
休館日は毎週月曜日です(祝日を除く)。
内蒙古博物院(内モンゴル恐竜博物館)へのアクセス:
住所:内蒙古自治区フフホト(呼和浩特)市新城區新華東街27号 (新館は如意河畔に位置し、旧館から約3キロ離れています)
公共交通機関:フフホト市街地からはタクシーを利用するのが便利です。また、市内の観光バスを利用する方法もあります。詳細なバス路線については、現地の最新情報をご確認ください。
注意事項:
入場の際には、パスポートや身分証などの身分証明書の提示が必要となりますので、忘れずにお持ちください。 館内ではフラッシュを使用した写真撮影は避け、展示物に触れないようご協力お願いします。 大きな荷物は館内のクロークに預けることができます。 休日は混雑が予想されますので、ゆっくり鑑賞したい場合は平日の訪問がお勧めです。 新館は広大ですので、見学の際には歩きやすい靴を履くことをおすすめします。

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