正蘭旗

概況:
正藍旗は内蒙古自治区シリンゴル盟南部に位置する旗で、豊かな草原文化と歴史的な遺産で知られています。ここはかつて元王朝の夏の都として栄え、2012年には「元上都遺跡」がユネスコの世界遺産に登録されました。草原と砂漠が織りなす雄大な風景が広がり、伝統的な遊牧文化を体験できる魅力的な地域です。特に夏季には金蓮川草原に金色の花が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。

見所:
元上都遺跡:世界文化遺産に登録された元王朝の夏の都跡で、宮城や皇城などの遺構が往時の繁栄を物語ります。
金蓮川草原:東西60キロメートルにわたって広がる大草原で、夏季には金蓮花が咲き乱れる絶景が楽しめます。
渾善達克沙地:砂漠と草原が交錯する独特の景観で、キャンプやサファリ体験が人気です。
上都湖:砂漠と草原の接点に位置する美しい湖で、バードウォッチングや星空観測に最適な場所です。
忽必烈夏宮:80以上の伝統的なモンゴル包が立ち並び、馬術ショーや民族舞踊などの文化体験ができます。

入場料:
元上都遺跡:70元(遺跡と博物館のセット料金)
金蓮川草原:無料
上都河国家湿地公園:無料
※現地の正藍旗または多倫県の身分証を提示すると、元上都遺跡旅游区と上都湖原生態旅游区の入場料が無料になる場合があります。
中国語名:
正蓝旗(zhèng lán qí)
中国語名の読み方:
ジォン ラン チー
英語名:
Zhenglanqi
正蘭旗の観光時間:
ハイシーズン(4月1日~10月31日):8:30~17:00
ローシーズン(11月1日~3月31日):9:00~16:00
※元上都遺跡博物館は通年9:00~16:00で営業しています。
正蘭旗へのアクセス:
住所:
内蒙古自治区シリンゴル盟正藍旗上都鎮
公共交通機関:
最寄りの空港はシリンゴル空港で、そこから正藍旗まで車で約2時間かかります。
シリンゴル盟のバスターミナルから正藍旗行きのバスが運行しており、所要時間は約3時間です。
現地ではタクシーやレンタカーを利用するのが便利です。特に渾善達克沙地を訪れる場合は、四輪駆動車の利用が推奨されます。
注意事項:
草原地域は昼夜の気温差が大きいので、体温調整のできる服装を準備しましょう。 紫外線が強いため、日焼け止め、サングラス、帽子などの対策が必要です。 モンゴル族の習慣を尊重し、現地のガイドの指示に従って行動してください。特に祭祀場や宗教的な場所では慎重に行動しましょう。 自然環境を守るため、ゴミは必ず持ち帰るか指定の場所に捨ててください。

正蘭旗の写真

正蘭旗についてのお問い合わせ
正蘭旗についてのご質問をどうぞ、24時間以内返信します、見積もりは何回も無料!
についてのお問い合わせ
シリンゴト観光スポット