周恩来紀念館

概況：
周恩来記念館は、江蘇省淮安市淮安区（旧楚州区）の桃花垠に位置する、新中国の初代総理である周恩来を記念して建設された大規模な記念施設です。1992年1月6日に一般公開され、鄧小平によって館名が揮毫されました。総面積40万平方メートルの広大な敷地には、記念島、三つの人工湖、緑地が調和した景観が広がり、南北800メートルに及ぶ中軸線上に主館、生平業績陳列館、銅像広場、北京の中南海西花廳を模した建物などが配されています。建築デザインは伝様式と現代建築が融合し、国内でも最大規模の周恩来総理の生涯を伝える総合的な記念館として、国家5A級観光地に指定されています。

見所：
主館とその建築の寓意：高さ26メートルの主館は外方内八角形で、周恩来の精神が八方に広がることを寓意し、4本の花崗岩の石柱は彼が提唱した「四つの現代化」を象徴します。館内には高さ4.7メートルの漢白玉の座像が安置されています。
周恩来銅像広場：総高さ7.8メートル（台座3.6メートル、像の高さ4.2メートル）のブロンズ像は、周恩来が人民と親しく語り合う姿を描いており、78年の生涯を偲ばせます。
仿中南海西花廳：周恩来が26年間仕事と生活を送った北京中南海の西花廳を実物大で再現した建物で、当時の生活や仕事の様子をしのぶことができます。
嵐山詩碑、海棠林、五龍亭など：敷地内には、自然を楽しみながら思索にふけることができる美しい庭園や記念物も点在しています。

入場料：無料。周恩来纪念馆(zhōu ēn lái jì niàn guǎn)ハイシーズン：9:00〜17:30（入場は17:00まで）
ローシーズン：9:00〜17:00（季節による変動の可能性あり。詳細は公式情報をご確認ください）
※月曜日は休館日となります（祝日を除く）。住所：
江蘇省淮安市淮安区永懐西路2号
公共交通機関：
淮安市内からタクシーを利用するのが一般的です。詳細なバス路線などは現地の最新の交通案内をご参照ください。記念館は周恩来故居から約2華里（約1キロ）の距離にあり、合わせて訪問される観光客も多くいらっしゃいます。館内は荘厛な記念の場です。静かに見学し、展示物には手を触れないようお願いします。
混雑時には入場制限がある場合があります。確実に参观するには、オフィシャルサイトや現地の情報で事前予約の有無を確認されることをお勧めします。
広大な敷地ですので、歩きやすい靴でお越しください。また、天候によっては雨具の準備があると安心です。
貴重品は各自でしっかりと管理し、写真撮影が禁止されているエリアではルールをお守りください。