龍珠閣

概況:
龍珠閣は、中国江西省景德鎮市の珠山の頂上に建つ、景德鎮のシンボルとも言える建築物です。唐代に最初に建てられて以来、幾度かの興亡を経て、現在の建物は1990年に再建された仿明重檐宮廷建築です。高さは34.5メートル、6層からなり、内部は明・清時代の官窯である御窯廠の歴史資料や、古陶磁器研究所によって復元された官窯磁器を展示する景德鎮官窯博物館となっています。龍珠閣は明代から御窯廠の代表的な建築として知られ、その周辺の地下には今も多くの貴重な文化財が埋蔵されていると言われています。また、最上階からは景德鎮の街並みや御窯廠遺跡公園を一望できることで人気があります。

見所:
明清時代の御窯廠の様子を再現した微縮模型や、青花釉裏紅万件花瓶、明正統官窯の巨型龍缸など、珠山から出土した貴重な官窯磁器の数々を鑑賞できます。
龍珠閣の最上階に登ると、御窯廠遺跡公園全体や景德鎮の街並みを見渡すことができます。
龍珠閣自体が、紅い壁と黄色い瓦が美しい、由緒ある仿明重檐宮廷建築です。
龍珠閣は、唐代は聚珠亭、宋代は中立亭、明代は朝天閣や環翠亭、清代は文昌閣と呼ばれるなど、時代によって名称が変遷してきた歴史を持ちます。

入場料:御窯廠遺跡公園の入場料に含まれています(60元)
中国語名:
龙珠阁(lóng zhū gé)
中国語名の読み方:
ロン ジュウ ゴォ
英語名:
Longzhuge
龍珠閣の観光時間:
ハイシーズン:8:00〜18:00
ローシーズン:8:30〜17:30
龍珠閣へのアクセス:
住所:江西省景德鎮市珠山区中山北路
公共交通機関:
市内バスを利用する場合は、1路、4路、5路支線、11路、18路、303路、K26路などに乗車し、「医薬公司」バス停で下車します。そこから西方向に進み、交差点を右折して中華北路に入り、5分から10分ほど歩くと到着します。または、K26路の「風景路」バス停がより近く便利です。
注意事項:
龍珠閣への入場には、御窯廠遺跡公園の入場券が必要です。 館内では貴重な文化財を展示していますので、フラッシュを使用した写真撮影はお控えください。 階段での移動が多くなりますので、歩きやすい靴でお越しになることをお勧めします。 遺跡公園内は広いため、ご見学には十分な時間の余裕を持って計画されるとよいでしょう。
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