廬山博物館

概況:
廬山博物館は、中国江西省九江市の廬山にある芦林湖のほとりに位置する博物館です。かつて毛泽东主席が滞在した「芦林一号別荘」を利用しており、1961年に建てられた中西折衷様式の建築物そのものも見どころの一つです。博物館では、廬山の長い歴史と深い文化的蓄積を物語る、陶磁器や書画を中心とした豊富なコレクションを所蔵・展示しています。特に地質遺産に加えて、歴代の詩人、画家、書道家、哲学者たちが廬山に残した文化財を数多く収集しており、自然と人文が調和した廬山の魅力を存分に伝えています。

見所:
清代の画家、許従龍が6年かけて描いた「五百羅漢図」は、当館の最大の見所です。元々200幅ありましたが、現在は112幅が所蔵されています。毛泽东主席が使用した執務室や寝室などが当時のまま保存されており、歴史の一端に触れることができます。漢代の青瓷、唐三彩、宋の影青瓷、明の青花瓷、清の逗彩瓷など、中国の歴代名瓷の精品を鑑賞できます。廬山の地質的形成過程を、岩石標本や模型を通して学ぶことができるコーナーもあります。蒋介石が使用した「蒋」の字が入った磁器の皿や、宋美齢の象牙の扇子など、近代の歴史を感じさせる品々も展示されています。

入場料:無料
中国語名:
庐山博物馆(lú shān bó wù guǎn)
中国語名の読み方:
ルー シャン ボー ウ グァン
英語名:
Lushan Museum
廬山博物館の観光時間:
ハイシーズン:9:00〜17:00
ローシーズン:9:00〜17:00
※いずれも最終入場は閉館時間の30分前までを目安にしてください。休館日は毎週月曜日(ただし、元旦、春節、清明節、労働節、端午節、中秋節、国慶節などの祝日と重なる場合は開館)です。
廬山博物館へのアクセス:
住所:江西省九江市廬山市蘆林路1号(芦林湖畔)
公共交通機関:
廬山観光バスの「芦林大橋駅」で下車し、徒歩数分です。観光バスは廬山の主要な景點を結んでいます。牯嶺鎮の街中からは、タクシーを利用するか、徒歩で約40分ほどで到着します。
注意事項:
館内では静かにご鑑賞ください。大声での会話や走り回ることはご遠慮ください。 展示品には手を触れないようお願いします。フラッシュを使用した写真撮影は禁止されている場合がありますので、ご注意ください。 コインロッカーやトイレなどの施設は、基本的に館外に設置されている場合がありますので、ご不明な点は係員にお尋ねください。 スリッパやヒールの高い靴など、床を傷つける可能性のある履物でのご入場はご遠慮いただく場合があります。

廬山博物館の写真

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