李坑

概況：
李坑は、中国江西省上饒市婺源県秋口鎮にある国家AAAA級観光地で、婺源県城から南東に約12キロ離れた場所に位置する古村落です。北宋の祥符年間（約1010年）に李姓の一族が集住して形成され、千年以上の歴史を持ちます。村は群山に囲まれ、二本の山渓が村中で合流する「小橋、流水、人家」の典型的な江南水郷の景観を有し、徽派建築の古民家が渓流沿いに立ち並びます。古くから文風が盛んで、宋から清に至るまで多くの官吏や文人を輩出し、中でも南宋の武状元・李知誠が特に有名です。村内には明清時代の徽派建築が数多く保存され、通済橋、大夫第、銅緑坊などの史跡が点在します。

見所：
村の入口に広がる菜の花畑は春になると黄金色に染まり、絵のような景観を楽しめます
南宋の武状元である李知誠の故居跡は、村の歴史を物語る貴重な史跡です
村の中心を流れる小川に架かる数々の石拱橋と木橋は、水郷の風情をいっそう引き立てます
村の裏山にある小道を登り切ると、李坑の全景と遠くに広がる田園風景を一望できます
川下り用の竹筏に乗って、水の流れに身を任せながら村内を巡る体験もできます
村内には徽派の木彫りや硯など伝統工芸品を販売する店舗が並び、お土産選びにも最適です

入場料：60元（一部の情報では210元の通票も存在しますが、単独券は60元が一般的です）李坑(lǐ kēng)リー カンLikengハイシーズン：7:30〜17:30
ローシーズン：8:00〜17:00住所：
江西省上饒市婺源県秋口鎮李坑村
公共交通機関：
婺源駅からタクシーを利用して約20分です
婺源県城から李坑行きのバスを利用することもできます村内は石畳の道や階段が多いため、歩きやすい靴での来訪をお勧めします 一部の情報では夜間も開放されている場合がありますが、詳細は現地の案内でご確認ください 貴重な歴史的建築物を守るため、建物や展示物に触れたり傷つけたりしないようお願いします 村内の路地は狭い場所が多いため、混雑時はすれ違いにご注意ください ゴミは指定された場所に捨て、美しい水郷環境を保つようご協力ください 夏季は蚊が多い場合がありますので、虫除け対策をしてお出かけになることをお勧めします