長白山小天池

概況：
長白山小天池（銀環湖）は、長白瀑布から北へ約3キロメートルに位置する、標高1780メートルの火山湖です。大小2つの池からなり、一方は水深10メートル以上で一年中碧绿の水を湛えるのに対し、もう一方は水深が浅く、時期によっては干上がり黄色い土を見せることもあります。この2つの池を高い場所から見下ろすと、青と黄色のコントラストが「対杯湖」（金银杯）のように見えることから、この別名でも親しまれています。また、小天池は水が流入するのみで流出する河口がないという地学的な特徴を持ち、その静謐な水面は16の山峰を映し出す鏡のような景観を作り出しています。テレビドラマ『雪山飛狐』のロケ地としても知られ、湖畔には薬王殿が建てられています。

見所:
静かな水面に周囲の山々と空がくっきりと映り込む、鏡のような湖面の景観を楽しめます。
「対杯湖」とも呼ばれる、色の対照的な二つの池を高い視点から眺めることができます。
ドラマ『雪山飛狐』のロケ地としての歴史と、湖畔の薬王殿で祈りを捧げる体験もできます。

入場料: 長白山北坡景区の入場料に含まれます。景区入場料は125元、環境保護バス（エコバス）が別途85元必要となる場合があります。冬季（11月から翌年4月）は入場料が無料になることがあります。长白山小天池(cháng bái shān xiǎo tiān shi)チャン バイ シャン シァオ ティェン チーChangbaishanxiaotianchiハイシーズン：7:30〜17:30
ローシーズン：8:00〜17:00
※景区全体の営業時間に準じますが、天候により変動する可能性があります。住所: 吉林省延辺朝鮮族自治州安図県長白山国家級自然保護区内、長白瀑布から北へ3キロメートル。
公共交通機関: 延吉市から二道白河行きのバスを利用し、長白山北坡景区入口で下車します。景区内では環境保護バス（エコバス）に乗り換え、長白瀑布方面行きで「小天池」停留所で下車します。自家用車の場合は、敦化または安図を経由して二道白河鎮へ向かい、そこから景区へアクセスします。景区内の歩行は指定された遊歩道に沿って行い、安全柵の内側で観光を楽しみましょう。 長白山の天候は急変しやすく、特に夏季でも突然の降雨や強風に見舞われることがありますので、雨具や防寒着の準備があると安心です。 小天池から緑淵潭までは約650メートルで下り坂となっており、緑淵潭へ向かう場合は小天池でバスを降り、歩いて移動する必要がある点にご留意ください。 貴重な自然環境を守るため、ゴミは必ずお持ち帰りいただくか、指定の場所に捨てましょう。